国際貢献の授業が「困っている人を助けよう」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、題名の「共に」ということばに注目して、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『共に未来を』(中学2年・道徳/国際理解、国際貢献)
- あらすじ:清花さんはバングラデシュで、自国に守ってもらえない人がいると知ります。日本では難民認定を待つ若者たちと出会い、前を向く彼らと語り合ううちに、思いが「助けたい」から「共に未来を作りたい」へ変わっていきます。
- ねらい:難民=助けを待つ人 → 共に未来をつくる対等な仲間。一人ひとりの力を活かし合い、共に社会をつくる仲間として出会い直す
- おすすめの発問:題名の「共に」には、どんな思いがこもる?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
共に未来をのあらすじ(どんなお話?)

清花さんはバングラデシュで、自国に守ってもらえない人がいると知ります。日本では難民認定を待つ若者たちと出会い、前を向く彼らと語り合ううちに、思いが「助けたい」から「共に未来を作りたい」へ変わっていきます。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「かわいそうな人を助ける」という上からの善意になりがちです。授業の後は、一人ひとりの力を活かし合う対等な関係として、国際理解をとらえ直すことがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、助けたいという善意で終わりがちです。題名の「共に」に目を向けると、支援する側・される側という見方そのものを問い直せます。
4コマで見る「手伝ってあげる」

「助けてあげる」は、ときに相手の力を見えなくします。相手の得意を知ると、共に何かをつくる仲間になれます。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に導入で集めた「難民」のイメージ、中央に清花さんの見方の変化を考える話し合い、右に対等な仲間というとらえ直しを置きます。発問の流れはnoteでくわしく紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 中学2年「共に未来を」【国際理解、国際貢献】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 「助けてあげる」は上からの善意になりがち
- 題名の「共に」から全体を問う
- 力を活かし合う対等な仲間として出会い直す
『共に未来を』のよくある質問
Q. 『共に未来を』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学2年の道徳の教材で、内容項目は「国際理解、国際貢献」です。
Q. 『共に未来を』のあらすじは?
A. 清花さんはバングラデシュで、自国に守ってもらえない人がいると知ります。日本では難民認定を待つ若者たちと出会い、前を向く彼らと語り合ううちに、思いが「助けたい」から「共に未来を作りたい」へ変わっていきます。
Q. 『共に未来を』の授業のねらいは?
A. 難民=助けを待つ人という考えから、共に未来をつくる対等な仲間という考えへ深めることです。授業の前は「かわいそうな人を助ける」という上からの善意になりがちです。授業の後は、一人ひとりの力を活かし合う対等な関係として、国際理解をとらえ直すことがゴールです。
Q. 『共に未来を』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「題名の「共に」には、どんな思いがこもる?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、助けたいという善意で終わりがちです。題名の「共に」に目を向けると、支援する側・される側という見方そのものを問い直せます。
Q. 『共に未来を』の板書計画は?
A. 板書は、左に導入で集めた「難民」のイメージ、中央に清花さんの見方の変化を考える話し合い、右に対等な仲間というとらえ直しを置きます。発問の流れはnoteでくわしく紹介しています。












