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中学2年

『境界線を溶かすチョコレート』指導案・板書・発問|中学2年道徳【国際理解、国際貢献】「溶かす」に込めた意味

境界線を溶かすチョコレート s1

「境界線を溶かすチョコレート」が「かわいそうな国を助けよう」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、題名の「境界線を溶かす」という言葉を手がかりに、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。

この記事のポイント(30秒で)

  • 教材:『境界線を溶かすチョコレート』(中学2年・道徳/国際理解、国際貢献)
  • あらすじ:チョコレート好きの田口さんは、十九歳でガーナの村を訪ね、農家がチョコレートの味を知らないことに驚きます。工場づくりの中で反発を受け、「助けてあげなくては」という自分の気持ちに気づきます。やがて工場が完成し、村の人が笑顔で夢を語ります。
  • ねらい:国際貢献=かわいそうな人を助ける → 国際貢献は対等に学び合うこと。与えるのでなく、相手を尊重し学び合う関係の中に国際貢献がある
  • おすすめの発問:境界線を「溶かす」とは、どんなことだろう?
  • 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割

書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)

境界線を溶かすチョコレートのあらすじ(どんなお話?)

境界線を溶かすチョコレートのあらすじ図解

チョコレート好きの田口さんは、十九歳でガーナの村を訪ね、農家がチョコレートの味を知らないことに驚きます。工場づくりの中で反発を受け、「助けてあげなくては」という自分の気持ちに気づきます。やがて工場が完成し、村の人が笑顔で夢を語ります。

ねらい(この授業のゴール)

授業の前と後

授業の前は「貧しい国の人を助けよう」と考えがちです。授業の後は、相手の立場や知恵を尊重し、対等な関係で共に歩むことが国際貢献だととらえ直すことがゴールです。

発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

やりがちな発問と、おすすめの問い

場面ごとに聞くと、田口さんの行動力をほめて終わりがちです。題名の「溶かす」を問うと、つくる人と食べる人の間の線を、対等な関係で越えていく意味に目が向きます。

4コマで見る「転校生のリク」

4コマまんが「転校生のリク」

「助けてあげる」つもりの親切が、相手を「助けられる側」に置いてしまうことがあります。相手から学ぶと、対等な関係が生まれる場面にしました。

板書計画は3つのエリア

板書計画のイメージ(全体はnoteで)

板書は、左に「助けてあげる」というはじめの考え、中央に田口さんが気持ちを見直した理由の話し合い、右に「共に生きる」国際貢献のとらえ直しを置きます。展開の全体はnoteで紹介しています。

授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ

noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。

▶ 中学2年「境界線を溶かすチョコレート」【国際理解、国際貢献】の指導案と発問はこうする!

教材の見方の部分は無料で読めます。

まとめ

  • 題名の「境界線を溶かす」から考える
  • 「助けてあげる」の見直しに目を向ける
  • 国際貢献は、対等に学び合う関係の中に

『境界線を溶かすチョコレート』のよくある質問

Q. 『境界線を溶かすチョコレート』は何年生・どの内容項目の教材ですか?

A. 中学2年の道徳の教材で、内容項目は「国際理解、国際貢献」です。

Q. 『境界線を溶かすチョコレート』のあらすじは?

A. チョコレート好きの田口さんは、十九歳でガーナの村を訪ね、農家がチョコレートの味を知らないことに驚きます。工場づくりの中で反発を受け、「助けてあげなくては」という自分の気持ちに気づきます。やがて工場が完成し、村の人が笑顔で夢を語ります。

Q. 『境界線を溶かすチョコレート』の授業のねらいは?

A. 国際貢献=かわいそうな人を助けるという考えから、国際貢献は対等に学び合うことという考えへ深めることです。授業の前は「貧しい国の人を助けよう」と考えがちです。授業の後は、相手の立場や知恵を尊重し、対等な関係で共に歩むことが国際貢献だととらえ直すことがゴールです。

Q. 『境界線を溶かすチョコレート』の発問はどうすればいいですか?

A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「境界線を「溶かす」とは、どんなことだろう?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、田口さんの行動力をほめて終わりがちです。題名の「溶かす」を問うと、つくる人と食べる人の間の線を、対等な関係で越えていく意味に目が向きます。

Q. 『境界線を溶かすチョコレート』の板書計画は?

A. 板書は、左に「助けてあげる」というはじめの考え、中央に田口さんが気持ちを見直した理由の話し合い、右に「共に生きる」国際貢献のとらえ直しを置きます。展開の全体はnoteで紹介しています。

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