努力の授業が「航平はすごい」「がんばろう」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、航平を支えた母と父に目を向けて、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『世界に羽ばたく「航平ノート」』(小学5年・道徳/希望と勇気,努力と強い意志)
- あらすじ:最下位から始まった航平は、母のはげましを受けて体操を続けます。ノートにえがいた技は、何度試してもできません。父が置いたトランポリンで失敗を重ね、ついに技の感覚を体で覚えました。
- ねらい:努力=強い人の根性 → 希望と支えが努力を続ける力に。目に見える目標、自分を信じる心、周りの支えがくじけない力になる
- おすすめの発問:母と父は、航平に何をくれたのだろう?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
世界に羽ばたく「航平ノート」のあらすじ(どんなお話?)

最下位から始まった航平は、母のはげましを受けて体操を続けます。ノートにえがいた技は、何度試してもできません。父が置いたトランポリンで失敗を重ね、ついに技の感覚を体で覚えました。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「努力できるのは強い人だから」という見方です。授業の後は、目標や希望、周りの支えがくじけない力を生むと気づくのがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、航平の気持ちを並べて終わりがちです。母と父に目を向けると、努力を続ける力がどこから生まれるのかを、子どもがお話全体から考えはじめます。
4コマで見る「なわとび帳」

うまくいかないと、投げ出したくなるのは自然なことです。見てくれる人のひと言や、書いた目標が、もう一度がんばる力になります。お話の「支える人」を教室に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に努力の意味をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 5年『世界に羽ばたく「航平ノート」』【希望と勇気,努力と強い意志】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 航平を支えた母と父に目を向けてみる
- 努力を続ける力は、希望と支えから生まれる
- 場面発問より、人物から全体を問う
『世界に羽ばたく「航平ノート」』のよくある質問
Q. 『世界に羽ばたく「航平ノート」』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学5年の道徳の教材で、内容項目は「希望と勇気,努力と強い意志」です。
Q. 『世界に羽ばたく「航平ノート」』のあらすじは?
A. 最下位から始まった航平は、母のはげましを受けて体操を続けます。ノートにえがいた技は、何度試してもできません。父が置いたトランポリンで失敗を重ね、ついに技の感覚を体で覚えました。
Q. 『世界に羽ばたく「航平ノート」』の授業のねらいは?
A. 努力=強い人の根性という考えから、希望と支えが努力を続ける力にという考えへ深めることです。授業の前は「努力できるのは強い人だから」という見方です。授業の後は、目標や希望、周りの支えがくじけない力を生むと気づくのがゴールです。
Q. 『世界に羽ばたく「航平ノート」』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「母と父は、航平に何をくれたのだろう?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、航平の気持ちを並べて終わりがちです。母と父に目を向けると、努力を続ける力がどこから生まれるのかを、子どもがお話全体から考えはじめます。
Q. 『世界に羽ばたく「航平ノート」』の板書計画は?
A. 板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に努力の意味をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












