自由の授業が「人に迷惑をかけない」で止まってしまう、となやんでいませんか。この記事では、見落とされがちな同級生の側から考える切り口で、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『ごめんね』(中学3年・道徳/自主、自律、自由と責任)
- あらすじ:修学旅行で孤立していた同級生に、主人公は一度は声をかけます。しかし周りの目を気にして離れてしまい、心には後悔が残り続けます。3年後、主人公はようやく「ごめんね」と伝えます。
- ねらい:自由=好きなようにすること → 相手と未来を考え責任をもつこと。本当の自由は、相手と未来を考えて選び、その結果に責任をもつこと
- おすすめの発問:すぐに答えた同級生は、3年間何を思っていた?
- 板書:左「自由?自分勝手?」・中央「本当の自由とは?」・右「三年目のごめんね」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
ごめんねのあらすじ(どんなお話?)

修学旅行で孤立していた同級生に、主人公は一度は声をかけます。しかし周りの目を気にして離れてしまい、心には後悔が残り続けます。3年後、主人公はようやく「ごめんね」と伝えます。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は、自由を「好きなようにすること」と考えがちです。授業の後は、相手や未来のことを考えて選び、その結果に責任をもつことが本当の自由だと気づくことがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、「謝れてよかった」で終わりがちです。同級生の側から見ると、主人公の選んだ行動が相手の心にも残り続けたことがわかり、自由と責任のつながりが見えてきます。
4コマで見る「班決め」

周りの目を気にして選んだ「自由」は、あとまで心に残ることがあります。自分の選んだことに向き合う勇気が、本当の自由につながります。主人公の後悔を、班決めの場面に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に「自由?自分勝手?」の具体例、中央に本当の自由と自分勝手の対比、右に三年目の「ごめんね」と生徒のまとめを置く3つのエリアです。くわしい板書計画はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 中学3年「三年目の『ごめんね』」【自主、自律、自由と責任】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 同級生の側から見ると、選択の重さが見える
- 人を考えない自由は「自分勝手」になる
- 本当の自由には、選んだ責任がついてくる
『ごめんね』のよくある質問
Q. 『ごめんね』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学3年の道徳の教材で、内容項目は「自主、自律、自由と責任」です。
Q. 『ごめんね』のあらすじは?
A. 修学旅行で孤立していた同級生に、主人公は一度は声をかけます。しかし周りの目を気にして離れてしまい、心には後悔が残り続けます。3年後、主人公はようやく「ごめんね」と伝えます。
Q. 『ごめんね』の授業のねらいは?
A. 自由=好きなようにすることという考えから、相手と未来を考え責任をもつことという考えへ深めることです。授業の前は、自由を「好きなようにすること」と考えがちです。授業の後は、相手や未来のことを考えて選び、その結果に責任をもつことが本当の自由だと気づくことがゴールです。
Q. 『ごめんね』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「すぐに答えた同級生は、3年間何を思っていた?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、「謝れてよかった」で終わりがちです。同級生の側から見ると、主人公の選んだ行動が相手の心にも残り続けたことがわかり、自由と責任のつながりが見えてきます。
Q. 『ごめんね』の板書計画は?
A. 板書は、左に「自由?自分勝手?」の具体例、中央に本当の自由と自分勝手の対比、右に三年目の「ごめんね」と生徒のまとめを置く3つのエリアです。くわしい板書計画はnoteで紹介しています。












