勤労の授業が「進んで働きましょう」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、飼育員さんの仕事を教室の係活動につなげて、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『水族館ではたらく』(小学3年・道徳/勤労)
- あらすじ:飼育員の加登岡さんは、八歳で見たイルカのショーにあこがれて今の仕事につきました。えさやり、掃除、体調の管理、繁殖まで毎日の仕事はたくさんあります。言葉で話せない動物のために、すごしやすい環境をつくっています。
- ねらい:仕事=やったらおしまい → よい未来を思いえがいてはたらく。自分の仕事で、だれかが助かったり楽しくなったりする未来を想像する
- おすすめの発問:わたしたちの係の仕事は、どんな未来につながる?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
水族館ではたらくのあらすじ(どんなお話?)

飼育員の加登岡さんは、八歳で見たイルカのショーにあこがれて今の仕事につきました。えさやり、掃除、体調の管理、繁殖まで毎日の仕事はたくさんあります。言葉で話せない動物のために、すごしやすい環境をつくっています。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「仕事はやったらおしまい」という見方です。授業の後は、自分の仕事がどんな未来につながるかを思いえがく想像力が、働く心の中心だと気づくことがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、飼育員さんの気持ちを並べて終わりがちです。教室の係活動につなげて問うと、自分の仕事の先にいる人を思いえがき、働くことの意味を自分ごととして考えはじめます。
4コマで見る「生き物係」

係の仕事は、いやいややるとただの作業になります。仕事の先にある未来を思いえがくと、同じ仕事でも心の向きが変わります。飼育員さんの仕事を、教室の生き物係に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に働くことの意味をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 3年『水族館ではたらく』【勤労】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 飼育員の仕事は、動物のよい未来につながる
- 働く心の中心は、未来を思いえがく想像力
- 教室の係につなげて、働く意味を問う
『水族館ではたらく』のよくある質問
Q. 『水族館ではたらく』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学3年の道徳の教材で、内容項目は「勤労」です。
Q. 『水族館ではたらく』のあらすじは?
A. 飼育員の加登岡さんは、八歳で見たイルカのショーにあこがれて今の仕事につきました。えさやり、掃除、体調の管理、繁殖まで毎日の仕事はたくさんあります。言葉で話せない動物のために、すごしやすい環境をつくっています。
Q. 『水族館ではたらく』の授業のねらいは?
A. 仕事=やったらおしまいという考えから、よい未来を思いえがいてはたらくという考えへ深めることです。授業の前は「仕事はやったらおしまい」という見方です。授業の後は、自分の仕事がどんな未来につながるかを思いえがく想像力が、働く心の中心だと気づくことがゴールです。
Q. 『水族館ではたらく』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「わたしたちの係の仕事は、どんな未来につながる?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、飼育員さんの気持ちを並べて終わりがちです。教室の係活動につなげて問うと、自分の仕事の先にいる人を思いえがき、働くことの意味を自分ごととして考えはじめます。
Q. 『水族館ではたらく』の板書計画は?
A. 板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に働くことの意味をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












