郷土の授業が「大イチョウはすごい」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、大イチョウが黒こげになる前と後、そして芽が出たあとをくらべて、町の人の思いを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『ふるさとを守った大イチョウ』(小学4年・道徳/伝統と文化の尊重、国や郷土を愛する態度)
- あらすじ:東京大空襲の夜、大イチョウとイチョウの木々は火を食いとめ、神社や近所の家を守りました。けれど大イチョウは黒こげになります。何年かたって緑の芽が出ると、人々はふるさとを立て直す気持ちを取りもどします。
- ねらい:郷土のよさ=名所があること → 大切にされてきたものを受けつぐ心。苦しいときに支えになったものを知ると、町への思いが深まる
- おすすめの発問:空襲の前と芽が出た後、大イチョウの意味は変わった?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
ふるさとを守った大イチョウのあらすじ(どんなお話?)

東京大空襲の夜、大イチョウとイチョウの木々は火を食いとめ、神社や近所の家を守りました。けれど大イチョウは黒こげになります。何年かたって緑の芽が出ると、人々はふるさとを立て直す気持ちを取りもどします。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は、郷土のよさを「有名な名所」で考えがちです。授業の後は、人々が大切にしてきたものを知り、受けつごうとする気持ちに気づくことがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、気持ちのことばが並んで終わりがちです。空襲の前と芽が出た後で大イチョウの意味がどう変わったかを問うと、町の人の思いの深まりに子どもが目を向けます。
4コマで見る「公園の大きな木」

いつもある木も、町の人が大切にしてきたわけを知ると、見え方が変わります。人々の思いを知ることが、郷土を愛する心の入り口です。お話の考え方を身近な公園に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に郷土を愛する心をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 4年『ふるさとを守った大イチョウ』【伝統と文化の尊重、国や郷土を愛する態度】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 前と後をくらべると、大イチョウの意味が見える
- 郷土を愛する心は、大切にされたものを知ることから
- 場面発問より、前と後をくらべて問う
『ふるさとを守った大イチョウ』のよくある質問
Q. 『ふるさとを守った大イチョウ』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学4年の道徳の教材で、内容項目は「伝統と文化の尊重、国や郷土を愛する態度」です。
Q. 『ふるさとを守った大イチョウ』のあらすじは?
A. 東京大空襲の夜、大イチョウとイチョウの木々は火を食いとめ、神社や近所の家を守りました。けれど大イチョウは黒こげになります。何年かたって緑の芽が出ると、人々はふるさとを立て直す気持ちを取りもどします。
Q. 『ふるさとを守った大イチョウ』の授業のねらいは?
A. 郷土のよさ=名所があることという考えから、大切にされてきたものを受けつぐ心という考えへ深めることです。授業の前は、郷土のよさを「有名な名所」で考えがちです。授業の後は、人々が大切にしてきたものを知り、受けつごうとする気持ちに気づくことがゴールです。
Q. 『ふるさとを守った大イチョウ』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「空襲の前と芽が出た後、大イチョウの意味は変わった?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、気持ちのことばが並んで終わりがちです。空襲の前と芽が出た後で大イチョウの意味がどう変わったかを問うと、町の人の思いの深まりに子どもが目を向けます。
Q. 『ふるさとを守った大イチョウ』の板書計画は?
A. 板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に郷土を愛する心をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












