努力の授業が「がまんしてがんばろう」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、題名の「なんどでも」ということばを手がかりに、目標があるから続けられるという実感にせまる授業を図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『なんどでも』(小学2年・道徳/希望と勇気)
- あらすじ:九九の七の段がなかなか覚えられない「ぼく」。先生の言葉やお姉さんのアドバイスをきっかけに、ノートや計算カードを工夫して一週間練習を続けます。少しずつ言えるようになり、シールをもらい、家族も喜んでくれました。
- ねらい:努力=がまんすること → 目標があるからなんどでも続けられる。アドバイスを聞くだけでなく、目標に向かって何度も実行する強さ
- おすすめの発問:題名の「なんどでも」はぼくの何を表している?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
なんどでものあらすじ(どんなお話?)

九九の七の段がなかなか覚えられない「ぼく」。先生の言葉やお姉さんのアドバイスをきっかけに、ノートや計算カードを工夫して一週間練習を続けます。少しずつ言えるようになり、シールをもらい、家族も喜んでくれました。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「努力はがまんでつらいもの」という考えです。授業の後は、目標に向かうからこそ続けられると、子どもが自分のことばで語れることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、ほめられたうれしさで終わりがちです。題名の「なんどでも」に目を向けると、何度も続けられたわけを、子どもがお話全体から考えはじめます。
4コマで見る「さかあがり」

コツを聞くのはかんたんでも、やり続けるのはむずかしいものです。「できるようになりたい」があると、何度でも向かえます。題名のことばを、鉄棒の場面に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に努力の意味をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 2年『なんどでも』【希望と勇気】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 題名の「なんどでも」が読むカギになる
- 聞くだけでなく、何度も実行する強さ
- 目標があるから、努力は続けられる
『なんどでも』のよくある質問
Q. 『なんどでも』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学2年の道徳の教材で、内容項目は「希望と勇気」です。
Q. 『なんどでも』のあらすじは?
A. 九九の七の段がなかなか覚えられない「ぼく」。先生の言葉やお姉さんのアドバイスをきっかけに、ノートや計算カードを工夫して一週間練習を続けます。少しずつ言えるようになり、シールをもらい、家族も喜んでくれました。
Q. 『なんどでも』の授業のねらいは?
A. 努力=がまんすることという考えから、目標があるからなんどでも続けられるという考えへ深めることです。授業の前は「努力はがまんでつらいもの」という考えです。授業の後は、目標に向かうからこそ続けられると、子どもが自分のことばで語れることがゴールです。
Q. 『なんどでも』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「題名の「なんどでも」はぼくの何を表している?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、ほめられたうれしさで終わりがちです。題名の「なんどでも」に目を向けると、何度も続けられたわけを、子どもがお話全体から考えはじめます。
Q. 『なんどでも』の板書計画は?
A. 板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に努力の意味をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












