卒業前の感謝の授業が「お世話になった人に感謝しよう」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、「もし『ありがとう』がなかったら」と考える切り口で、教材の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『卒業に向けて』(小学6年・道徳/感謝)
- あらすじ:この教材は物語ではなく、三つの資料でできています。六年間を支えてくれた人たちのイラスト、短い一言の力をえがいた詩「ありがとう」、そして親に感謝を伝えられていない大人が七割以上いるという調査のグラフです。
- ねらい:感謝=心の中で思うこと → 感謝は伝えてこそ相手に届く。当たり前の毎日を支える人に気づき、言葉や行動で応える
- おすすめの発問:もし「ありがとう」がなかったら、どうなる?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
卒業に向けてのあらすじ(どんなお話?)

この教材は物語ではなく、三つの資料でできています。六年間を支えてくれた人たちのイラスト、短い一言の力をえがいた詩「ありがとう」、そして親に感謝を伝えられていない大人が七割以上いるという調査のグラフです。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「感謝は心の中で思っていればいい」という考えです。授業の後は、感謝は伝えてこそ届き、卒業はそのきっかけになると気づくことがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

資料ごとに感想を聞くと、「感謝しよう」の決まり文句で終わりがちです。もし「ありがとう」がなかったらと考えると、短い一言がもつ力を、子どもが自分の言葉で考えはじめます。
4コマで見る「花だんの朝」

毎日の当たり前は、だれかの支えでできています。てれくさくても、一言にすると相手も自分もあたたかくなります。教材の詩の力を、朝の花だんの場面に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に感謝を伝える意味をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 「もしありがとうがなかったら」と考える
- 六年間は、たくさんの人の支えでできている
- 感謝は、伝えてこそ相手に届く
『卒業に向けて』のよくある質問
Q. 『卒業に向けて』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学6年の道徳の教材で、内容項目は「感謝」です。
Q. 『卒業に向けて』のあらすじは?
A. この教材は物語ではなく、三つの資料でできています。六年間を支えてくれた人たちのイラスト、短い一言の力をえがいた詩「ありがとう」、そして親に感謝を伝えられていない大人が七割以上いるという調査のグラフです。
Q. 『卒業に向けて』の授業のねらいは?
A. 感謝=心の中で思うことという考えから、感謝は伝えてこそ相手に届くという考えへ深めることです。授業の前は「感謝は心の中で思っていればいい」という考えです。授業の後は、感謝は伝えてこそ届き、卒業はそのきっかけになると気づくことがゴールです。
Q. 『卒業に向けて』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「もし「ありがとう」がなかったら、どうなる?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。資料ごとに感想を聞くと、「感謝しよう」の決まり文句で終わりがちです。もし「ありがとう」がなかったらと考えると、短い一言がもつ力を、子どもが自分の言葉で考えはじめます。
Q. 『卒業に向けて』の板書計画は?
A. 板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に感謝を伝える意味をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












