学校生活の授業が「学校を大切にしよう」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、見落とされがちな語り手のくすのきに目を向けて、学校のよさは人がつくるものだと気づく授業を図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『ひかり小学校の じまんはね』(小学2年・道徳/よりよい学校生活、集団生活の充実)
- あらすじ:八十年見守ってきたくすのきが語り手です。一年生に学校のじまんを教えることになったけんたたちは、なかなか思いつかず、校長室をたずねます。いちばんのじまんは子どもたちだと聞き、自分たちでもさがそうと話し合います。
- ねらい:じまん=校庭や給食 → 学校のよさは人がつくっていくもの。学校のじまんの中に、自分たちも入っている
- おすすめの発問:語り手のくすのきは、何をよろこんでいるの?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
ひかり小学校の じまんはねのあらすじ(どんなお話?)

八十年見守ってきたくすのきが語り手です。一年生に学校のじまんを教えることになったけんたたちは、なかなか思いつかず、校長室をたずねます。いちばんのじまんは子どもたちだと聞き、自分たちでもさがそうと話し合います。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「じまんは校庭や給食などの物」という考えです。授業の後は、学校のよさは人が大切にしてつくるもので、自分たちもその一人だと気づけることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、照れくささやうれしさで終わりがちです。語り手のくすのきに目を向けると、長い時間の中で学校のよさをつくってきたのはだれかを、子どもが考えはじめます。
4コマで見る「じまんさがし」

「じまん」と聞くと、子どもはまず物や場所を思いうかべます。人のよさに目が向くと、自分たちでクラスをよくしたくなります。お話の考え方を、学級会の場面に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に学校のよさをとらえ直すことばを置く3つのエリアです。導入の板書とくらべる流れもふくめ、くわしくはnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 2年『ひかり小学校の じまんはね』【よりよい学校生活、集団生活の充実】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 語り手のくすのきに目を向けて読む
- 学校のよさは、人がつくっていくもの
- じまんの中に、自分たちも入っている
『ひかり小学校の じまんはね』のよくある質問
Q. 『ひかり小学校の じまんはね』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学2年の道徳の教材で、内容項目は「よりよい学校生活、集団生活の充実」です。
Q. 『ひかり小学校の じまんはね』のあらすじは?
A. 八十年見守ってきたくすのきが語り手です。一年生に学校のじまんを教えることになったけんたたちは、なかなか思いつかず、校長室をたずねます。いちばんのじまんは子どもたちだと聞き、自分たちでもさがそうと話し合います。
Q. 『ひかり小学校の じまんはね』の授業のねらいは?
A. じまん=校庭や給食という考えから、学校のよさは人がつくっていくものという考えへ深めることです。授業の前は「じまんは校庭や給食などの物」という考えです。授業の後は、学校のよさは人が大切にしてつくるもので、自分たちもその一人だと気づけることがゴールです。
Q. 『ひかり小学校の じまんはね』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「語り手のくすのきは、何をよろこんでいるの?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、照れくささやうれしさで終わりがちです。語り手のくすのきに目を向けると、長い時間の中で学校のよさをつくってきたのはだれかを、子どもが考えはじめます。
Q. 『ひかり小学校の じまんはね』の板書計画は?
A. 板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に学校のよさをとらえ直すことばを置く3つのエリアです。導入の板書とくらべる流れもふくめ、くわしくはnoteで紹介しています。












