巻頭の詩『ともだち』で何を話し合えばよいか、なやんでいませんか。この記事では、入学したばかりのクラスづくりにつなげる切り口で、詩の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『ともだち』(中学1年・道徳/友情、信頼)
- あらすじ:谷川俊太郎の絵本から採られた詩です。「いっしょにかえりたくなる」など四つの友達の姿が重ねられたあと、好きなものや言葉、年がちがっても、人間じゃなくても友達だと語られます。最後は、だれもひとりぼっちでは生きてゆけないと結ばれます。
- ねらい:友達=似ていて安心できる人 → 友達はちがいを認め合ってつながる人。同じだからではなく、ちがいを受けとめ合えるから友達でいられる
- おすすめの発問:ちがう人が集まるクラスでつながれるのはなぜ?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
ともだちのあらすじ(どんなお話?)

谷川俊太郎の絵本から採られた詩です。「いっしょにかえりたくなる」など四つの友達の姿が重ねられたあと、好きなものや言葉、年がちがっても、人間じゃなくても友達だと語られます。最後は、だれもひとりぼっちでは生きてゆけないと結ばれます。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「友達=気が合う、似ている人」という見方です。授業の後は、ちがいを認め合えるからこそ友情が生まれると気づき、これから出会う仲間との関わり方を自分の言葉で語れることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

詩を部分ごとに区切って聞くと、言葉の確認で止まりがちです。ちがう人が集まる自分たちのクラスに引き寄せて問うと、新しい仲間との関係づくりに直接つながります。
4コマで見る「入学式の次の日」

新しいクラスでは、つい知っている子とだけ固まりがちです。ちがいがあっても、きっかけ一つでつながれることを、入学したての教室の場面で描きました。
板書計画は3つのエリア

左に「ともだち」についての今の考え、中央に中心発問での話し合い、右にとらえ直した友情の考えを書きます。導入で出たキーワードと詩の言葉をくらべる板書の全体は、note でくわしく紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 中学1年「ともだち」【友情、信頼】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 「友達は大切」のまとめで終わらせない
- ちがう人が集まるクラスに引き寄せて問う
- 友情はちがいを認め合うところから生まれる
『ともだち』のよくある質問
Q. 『ともだち』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学1年の道徳の教材で、内容項目は「友情、信頼」です。
Q. 『ともだち』のあらすじは?
A. 谷川俊太郎の絵本から採られた詩です。「いっしょにかえりたくなる」など四つの友達の姿が重ねられたあと、好きなものや言葉、年がちがっても、人間じゃなくても友達だと語られます。最後は、だれもひとりぼっちでは生きてゆけないと結ばれます。
Q. 『ともだち』の授業のねらいは?
A. 友達=似ていて安心できる人という考えから、友達はちがいを認め合ってつながる人という考えへ深めることです。授業の前は「友達=気が合う、似ている人」という見方です。授業の後は、ちがいを認め合えるからこそ友情が生まれると気づき、これから出会う仲間との関わり方を自分の言葉で語れることがゴールです。
Q. 『ともだち』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「ちがう人が集まるクラスでつながれるのはなぜ?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。詩を部分ごとに区切って聞くと、言葉の確認で止まりがちです。ちがう人が集まる自分たちのクラスに引き寄せて問うと、新しい仲間との関係づくりに直接つながります。
Q. 『ともだち』の板書計画は?
A. 左に「ともだち」についての今の考え、中央に中心発問での話し合い、右にとらえ直した友情の考えを書きます。導入で出たキーワードと詩の言葉をくらべる板書の全体は、note でくわしく紹介しています。












