生命の授業が「動物がかわいそう」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、「もし花でなく野菜だったら」と考える切り口で、実話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『いのちの花プロジェクト』(中学3年・道徳/生命の尊さ)
- あらすじ:高校生の筆者は、動物愛護センターの見学で、殺処分された犬や猫の骨がゴミとして扱われる現実を知ります。先生の一言をきっかけに、仲間と骨を砕いて花を育てるプロジェクトを始めました。つらい作業を越えて咲いた花を、里親に手渡します。
- ねらい:命の大切さ=かわいそうと思うこと → 命は支え合いめぐっていくもの。戻らない命に手をかけることが、命を人の心へつなぐ
- おすすめの発問:もし花でなく野菜だったら、何がちがっただろう?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
いのちの花プロジェクトのあらすじ(どんなお話?)

高校生の筆者は、動物愛護センターの見学で、殺処分された犬や猫の骨がゴミとして扱われる現実を知ります。先生の一言をきっかけに、仲間と骨を砕いて花を育てるプロジェクトを始めました。つらい作業を越えて咲いた花を、里親に手渡します。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「かわいそう」という感傷で止まりがちです。授業の後は、命は支え合い、生かし合ってめぐっていくものだと、生徒が自分の言葉でつかむことがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、感傷の言葉を並べて終わりがちです。「もし野菜だったら」と仮定すると、花を選んだ筆者たちの思いや、命の尊厳をどう守るかに目が向きます。
4コマで見る「花だんの種」

終わったように見える命にも、次へつながる形があります。手をかけて受けとめると、命がめぐっていく実感が生まれます。花に託した思いを、学校の花だんに置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に生徒の「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に生命の尊さをとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 中学3年「いのちの花プロジェクト」【生命の尊さ】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 「もし野菜だったら」で花を選んだ思いを問う
- 命の大切さは、かわいそうの先にある
- 命は、支え合い生かし合ってめぐる
『いのちの花プロジェクト』のよくある質問
Q. 『いのちの花プロジェクト』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学3年の道徳の教材で、内容項目は「生命の尊さ」です。
Q. 『いのちの花プロジェクト』のあらすじは?
A. 高校生の筆者は、動物愛護センターの見学で、殺処分された犬や猫の骨がゴミとして扱われる現実を知ります。先生の一言をきっかけに、仲間と骨を砕いて花を育てるプロジェクトを始めました。つらい作業を越えて咲いた花を、里親に手渡します。
Q. 『いのちの花プロジェクト』の授業のねらいは?
A. 命の大切さ=かわいそうと思うことという考えから、命は支え合いめぐっていくものという考えへ深めることです。授業の前は「かわいそう」という感傷で止まりがちです。授業の後は、命は支え合い、生かし合ってめぐっていくものだと、生徒が自分の言葉でつかむことがゴールです。
Q. 『いのちの花プロジェクト』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「もし花でなく野菜だったら、何がちがっただろう?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、感傷の言葉を並べて終わりがちです。「もし野菜だったら」と仮定すると、花を選んだ筆者たちの思いや、命の尊厳をどう守るかに目が向きます。
Q. 『いのちの花プロジェクト』の板書計画は?
A. 板書は、左に生徒の「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に生命の尊さをとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












