毎日歩いている町なのに、子どもは自分の町の「いいところ」をいくつ言えるでしょうか。この記事では、さんぽの前と後で町の見え方をくらべて、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『見つけたよ』(小学2年・道徳/伝統と文化の尊重,国や郷土を愛する態度)
- あらすじ:「わたし」は犬のジャックのさんぽで、いつもより少し遠くまで行きます。魚屋さん、大きな木、田中のおじさん、夏祭りのやぐらに出会います。いつもは気づかないけれど、町にはいいものがいっぱいあると感じ、もっと見つけたいと思います。
- ねらい:自分の町=いつも通る所 → 町にはいいものがいっぱい。町のよさは、人とのつながりや見方しだいで見えてくる
- おすすめの発問:さんぽの前と後で、町の見え方はどう変わった?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
見つけたよのあらすじ(どんなお話?)

「わたし」は犬のジャックのさんぽで、いつもより少し遠くまで行きます。魚屋さん、大きな木、田中のおじさん、夏祭りのやぐらに出会います。いつもは気づかないけれど、町にはいいものがいっぱいあると感じ、もっと見つけたいと思います。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前、子どもにとって町は「いつも通るだけの所」です。授業の後は、人とのかかわりや家族の話を通して、自分の町のよさが見えてくることに気づき、親しみをもてることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、さんぽの思い出話になりがちです。さんぽの前と後で町の見え方をくらべると、人とのかかわりや家族の話によって町のよさが見えてきたことに、子どもが気づきます。
4コマで見る「通学路たんけん」

毎日通る道ほど、よさに気づきにくいものです。人の話を聞いたり、ゆっくり歩いたりすると、町のよさが見えてきます。お話のさんぽを、子どもの通学路に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に町のよさをとらえ直すことばを置く3つのエリアです。出会った人やものの並べ方など、くわしい板書はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 2年『見つけたよ』【伝統と文化の尊重,国や郷土を愛する態度】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- さんぽの前と後で、町の見え方をくらべる
- 町のよさは、人とのつながりの中にある
- 見方しだいで、いつもの町がちがって見える
『見つけたよ』のよくある質問
Q. 『見つけたよ』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学2年の道徳の教材で、内容項目は「伝統と文化の尊重,国や郷土を愛する態度」です。
Q. 『見つけたよ』のあらすじは?
A. 「わたし」は犬のジャックのさんぽで、いつもより少し遠くまで行きます。魚屋さん、大きな木、田中のおじさん、夏祭りのやぐらに出会います。いつもは気づかないけれど、町にはいいものがいっぱいあると感じ、もっと見つけたいと思います。
Q. 『見つけたよ』の授業のねらいは?
A. 自分の町=いつも通る所という考えから、町にはいいものがいっぱいという考えへ深めることです。授業の前、子どもにとって町は「いつも通るだけの所」です。授業の後は、人とのかかわりや家族の話を通して、自分の町のよさが見えてくることに気づき、親しみをもてることがゴールです。
Q. 『見つけたよ』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「さんぽの前と後で、町の見え方はどう変わった?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、さんぽの思い出話になりがちです。さんぽの前と後で町の見え方をくらべると、人とのかかわりや家族の話によって町のよさが見えてきたことに、子どもが気づきます。
Q. 『見つけたよ』の板書計画は?
A. 板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に町のよさをとらえ直すことばを置く3つのエリアです。出会った人やものの並べ方など、くわしい板書はnoteで紹介しています。












