著作権の授業が「勝手に使ってはいけません」の禁止で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、勝手に使われた側に目を向ける切り口から、教材の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『使っても大丈夫?』(中学1年・道徳/遵法精神、公徳心)
- あらすじ:他人の文章・写真・イラストを、断りなく自分のもののように使ってしまう三つの身近な事例が並ぶ教材です。感想文、SNSへの投稿、ポスターづくりの場面を通して、著作権法などの法が社会で果たす役割を考えます。
- ねらい:法=自分を縛るもの → 法は自分と相手の権利を守るもの。制限があるからこそ、作った人も安心して発表できる
- おすすめの発問:勝手に使われた側には、何が起きている?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
使っても大丈夫?のあらすじ(どんなお話?)

他人の文章・写真・イラストを、断りなく自分のもののように使ってしまう三つの身近な事例が並ぶ教材です。感想文、SNSへの投稿、ポスターづくりの場面を通して、著作権法などの法が社会で果たす役割を考えます。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「法はしばるもの」という見方です。授業の後は、法は一人ひとりの権利と社会の秩序を支える土台で、相手の権利を大切にしたいから守るのだと気づくことがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

使った側の気持ちだけを聞くと、「ばれるかどうか」の話になりがちです。使われた側に目を向けると、作った人の痛みが見え、法が権利を守っていることに気づけます。
4コマで見る「学級新聞」

身近な相手のものほど、つい断りなく使ってしまいます。作った人の気持ちを知ると、ルールは「しばり」ではなく、相手を大切にする約束だと見えてきます。
板書計画は3つのエリア

左に生徒のいまの考え、中央に中心発問での話し合い、右にとらえ直した考えを書きます。三つの事例を「使った側」と「使われた側」から整理する板書の全体は、note でくわしく紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 中学1年「使っても大丈夫?」【遵法精神、公徳心】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 「勝手に使うな」の禁止で終わらせない
- 使われた側に起きていることを問う
- 法は自分と相手の権利を守るもの
『使っても大丈夫?』のよくある質問
Q. 『使っても大丈夫?』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学1年の道徳の教材で、内容項目は「遵法精神、公徳心」です。
Q. 『使っても大丈夫?』のあらすじは?
A. 他人の文章・写真・イラストを、断りなく自分のもののように使ってしまう三つの身近な事例が並ぶ教材です。感想文、SNSへの投稿、ポスターづくりの場面を通して、著作権法などの法が社会で果たす役割を考えます。
Q. 『使っても大丈夫?』の授業のねらいは?
A. 法=自分を縛るものという考えから、法は自分と相手の権利を守るものという考えへ深めることです。授業の前は「法はしばるもの」という見方です。授業の後は、法は一人ひとりの権利と社会の秩序を支える土台で、相手の権利を大切にしたいから守るのだと気づくことがゴールです。
Q. 『使っても大丈夫?』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「勝手に使われた側には、何が起きている?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。使った側の気持ちだけを聞くと、「ばれるかどうか」の話になりがちです。使われた側に目を向けると、作った人の痛みが見え、法が権利を守っていることに気づけます。
Q. 『使っても大丈夫?』の板書計画は?
A. 左に生徒のいまの考え、中央に中心発問での話し合い、右にとらえ直した考えを書きます。三つの事例を「使った側」と「使われた側」から整理する板書の全体は、note でくわしく紹介しています。












