感動、畏敬の念の授業が「すごい建物だ」の感想で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、もし自分が完成を見られない仕事をするなら、という問いを切り口に、教材の流れとゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『サグラダ・ファミリア 受け継がれていく思い』(中学3年・道徳/感動、畏敬の念)
- あらすじ:ガウディが設計を引き継いだサグラダ・ファミリアは、140年以上たった今も建設中です。外尾さんは25歳で石を彫り始め、設計図が焼けて手がかりがない中、ガウディの時代の彫刻と「時を超えた対話」を重ねます。
- ねらい:感動=すごいものを見ること → 永遠に続くものに心で連なる豊かさ。自分の力をこえたものを受け継ぎ、次へつなぐ姿に心がふるえる
- おすすめの発問:もし完成を見られないなら、あなたは彫り続ける?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
サグラダ・ファミリア 受け継がれていく思いのあらすじ(どんなお話?)

ガウディが設計を引き継いだサグラダ・ファミリアは、140年以上たった今も建設中です。外尾さんは25歳で石を彫り始め、設計図が焼けて手がかりがない中、ガウディの時代の彫刻と「時を超えた対話」を重ねます。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は、感動を「すごい建物を見たときの驚き」と考えがちです。授業の後は、自分をこえたものを受け継ぎ、次へつなぐ人の姿に畏敬の念をいだくことがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、「がんばった」という人物賞賛で止まりがちです。「もし自分なら」と問うと、完成を見られなくても続ける理由を考え、受け継がれる思いの重さに迫れます。
4コマで見る「春の花だん」

自分が見られない未来のために何かをするのは、中学3年生にとって身近な場面です。受け継いだものを次へつなぐ気持ちに気づくと、作業の意味が変わります。
板書計画は3つのエリア

板書は、左にガウディと外尾さん、街の人々の心が動いた点、中央に外尾さんを彫り続けさせたもの、右に受け継がれていく思いを置きます。終末は無理にまとめません。全体はnoteの指導案で紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 中学3年「サグラダ・ファミリア 受け継がれていく思い」【感動、畏敬の念】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 人物賞賛で終わらせない
- もし完成を見られないならと問う
- 受け継がれる思いに畏敬の念をいだく
『サグラダ・ファミリア 受け継がれていく思い』のよくある質問
Q. 『サグラダ・ファミリア 受け継がれていく思い』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学3年の道徳の教材で、内容項目は「感動、畏敬の念」です。
Q. 『サグラダ・ファミリア 受け継がれていく思い』のあらすじは?
A. ガウディが設計を引き継いだサグラダ・ファミリアは、140年以上たった今も建設中です。外尾さんは25歳で石を彫り始め、設計図が焼けて手がかりがない中、ガウディの時代の彫刻と「時を超えた対話」を重ねます。
Q. 『サグラダ・ファミリア 受け継がれていく思い』の授業のねらいは?
A. 感動=すごいものを見ることという考えから、永遠に続くものに心で連なる豊かさという考えへ深めることです。授業の前は、感動を「すごい建物を見たときの驚き」と考えがちです。授業の後は、自分をこえたものを受け継ぎ、次へつなぐ人の姿に畏敬の念をいだくことがゴールです。
Q. 『サグラダ・ファミリア 受け継がれていく思い』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「もし完成を見られないなら、あなたは彫り続ける?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、「がんばった」という人物賞賛で止まりがちです。「もし自分なら」と問うと、完成を見られなくても続ける理由を考え、受け継がれる思いの重さに迫れます。
Q. 『サグラダ・ファミリア 受け継がれていく思い』の板書計画は?
A. 板書は、左にガウディと外尾さん、街の人々の心が動いた点、中央に外尾さんを彫り続けさせたもの、右に受け継がれていく思いを置きます。終末は無理にまとめません。全体はnoteの指導案で紹介しています。












