「妹に」は短い詩なので、何を問えばよいかなやんでいませんか。この記事では、題名の「妹に」という言葉を手がかりに、詩の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『妹に』(中学2年・道徳/生命の尊さ)
- あらすじ:十四歳離れて生まれた妹に、姉が語りかける詩です。仮死状態で生まれた妹に、父は「未来」と名付けます。保育器で過ごした妹は我が家の中心となり、多くの人の心を受けて育った姉は、妹とともに心と愛を育てていこうと誓います。
- ねらい:命=大切に守られるもの → 命は関わり合い育て合うもの。多くの人の思いを受けた命を、次へ手渡していく
- おすすめの発問:「妹に」という題には、姉のどんな思いがある?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
妹にのあらすじ(どんなお話?)

十四歳離れて生まれた妹に、姉が語りかける詩です。仮死状態で生まれた妹に、父は「未来」と名付けます。保育器で過ごした妹は我が家の中心となり、多くの人の心を受けて育った姉は、妹とともに心と愛を育てていこうと誓います。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は、命を「守られるもの」「もらったもの」と考えがちです。授業の後は、自分の命が多くの人の思いを受けて今ここにあると実感し、命は関わり合いの中で育て合うものだと気づくことがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、喜びの気持ちが並んで終わりがちです。題名の「妹に」を問うと、姉が妹に語りかけながら、自分の命も見つめ直していることに目が向きます。
4コマで見る「名前のひみつ」

自分の名前にも、だれかの願いがこめられています。受け取ってきた思いに気づき、それを身近な人へつなぐ場面にしました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に名前に込められた願いについての考え、中央に姉が「いっしょに育てていこうね」と呼びかける意味の話し合い、右に命のつながりのとらえ直しを置きます。全体はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 中学2年「妹に」【生命の尊さ】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 題名「妹に」に込められた姉の思いを考える
- 名前「未来」にある家族の願いに目を向ける
- 命は受け取り、次へ手渡していくもの
『妹に』のよくある質問
Q. 『妹に』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学2年の道徳の教材で、内容項目は「生命の尊さ」です。
Q. 『妹に』のあらすじは?
A. 十四歳離れて生まれた妹に、姉が語りかける詩です。仮死状態で生まれた妹に、父は「未来」と名付けます。保育器で過ごした妹は我が家の中心となり、多くの人の心を受けて育った姉は、妹とともに心と愛を育てていこうと誓います。
Q. 『妹に』の授業のねらいは?
A. 命=大切に守られるものという考えから、命は関わり合い育て合うものという考えへ深めることです。授業の前は、命を「守られるもの」「もらったもの」と考えがちです。授業の後は、自分の命が多くの人の思いを受けて今ここにあると実感し、命は関わり合いの中で育て合うものだと気づくことがゴールです。
Q. 『妹に』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「「妹に」という題には、姉のどんな思いがある?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、喜びの気持ちが並んで終わりがちです。題名の「妹に」を問うと、姉が妹に語りかけながら、自分の命も見つめ直していることに目が向きます。
Q. 『妹に』の板書計画は?
A. 板書は、左に名前に込められた願いについての考え、中央に姉が「いっしょに育てていこうね」と呼びかける意味の話し合い、右に命のつながりのとらえ直しを置きます。全体はnoteで紹介しています。












