「規則正しい生活は大切」で授業が終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では阿部選手の「散らばっているチャンス」ということばを読み解きながら、教材の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『日々を支える、散歩と朝ご飯―阿部 詩』(中学2年・道徳/節度、節制)
- あらすじ:柔道の金メダリスト・阿部詩選手へのインタビュー教材です。以前は食べることが苦手で、朝ご飯を食べ始めたのはオリンピックの三か月ほど前。食生活のプログラムで「散らばっているチャンス」に気づき、散歩などで心を整える毎日を語ります。
- ねらい:節制=がまんすること → 節制はなりたい自分に近づく手段。生活を整えることは押しつけではなく、自分の心と体を大切にすること
- おすすめの発問:「チャンスが散らばる」とは、どういうことだろう?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
日々を支える、散歩と朝ご飯―阿部 詩のあらすじ(どんなお話?)

柔道の金メダリスト・阿部詩選手へのインタビュー教材です。以前は食べることが苦手で、朝ご飯を食べ始めたのはオリンピックの三か月ほど前。食生活のプログラムで「散らばっているチャンス」に気づき、散歩などで心を整える毎日を語ります。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は、節度・節制を「がまん」や「決まり」と考えがちです。授業の後は、生活を整えることが自分を大切にし、なりたい自分に近づくための工夫だと気づくことがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに気持ちを聞くと、「えらい」「まねしたい」で終わりがちです。阿部選手のことばそのものを問うと、地味な習慣の中に強くなる鍵があるという見方を、生徒が自分の生活に重ねて考えます。
4コマで見る「朝の10分」

生活習慣は「がまん」だと思うと続きません。ミオのように、毎日の小さなことの中に「強くなるチャンス」があると気づくと、節制が自分のための工夫に変わります。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に今の生活習慣のイメージ、中央に阿部選手が習慣をチャンスに変えた理由、右にとらえ直した節度・節制の意味を置きます。発問の流れと板書の全体は、noteの指導案で紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 中学2年「日々を支える、散歩と朝ご飯―阿部 詩」【節度、節制】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 「生活は大切」の一般論で終わらない
- 「散らばっているチャンス」を読み解く
- 節制は自分を大切にする工夫と気づく
『日々を支える、散歩と朝ご飯―阿部 詩』のよくある質問
Q. 『日々を支える、散歩と朝ご飯―阿部 詩』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学2年の道徳の教材で、内容項目は「節度、節制」です。
Q. 『日々を支える、散歩と朝ご飯―阿部 詩』のあらすじは?
A. 柔道の金メダリスト・阿部詩選手へのインタビュー教材です。以前は食べることが苦手で、朝ご飯を食べ始めたのはオリンピックの三か月ほど前。食生活のプログラムで「散らばっているチャンス」に気づき、散歩などで心を整える毎日を語ります。
Q. 『日々を支える、散歩と朝ご飯―阿部 詩』の授業のねらいは?
A. 節制=がまんすることという考えから、節制はなりたい自分に近づく手段という考えへ深めることです。授業の前は、節度・節制を「がまん」や「決まり」と考えがちです。授業の後は、生活を整えることが自分を大切にし、なりたい自分に近づくための工夫だと気づくことがゴールです。
Q. 『日々を支える、散歩と朝ご飯―阿部 詩』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「「チャンスが散らばる」とは、どういうことだろう?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに気持ちを聞くと、「えらい」「まねしたい」で終わりがちです。阿部選手のことばそのものを問うと、地味な習慣の中に強くなる鍵があるという見方を、生徒が自分の生活に重ねて考えます。
Q. 『日々を支える、散歩と朝ご飯―阿部 詩』の板書計画は?
A. 板書は、左に今の生活習慣のイメージ、中央に阿部選手が習慣をチャンスに変えた理由、右にとらえ直した節度・節制の意味を置きます。発問の流れと板書の全体は、noteの指導案で紹介しています。












