個性の授業で「自分には個性がない」と生徒が下を向いてしまう、となやんでいませんか。この記事では『自分を輝かせるには』をよくある失敗をさける切り口で、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『自分を輝かせるには』(中学3年・道徳/向上心、個性の伸長)
- あらすじ:目立った個性がない自分が好きではなかった田中希実さんは、村岡花子さんの言葉で、平凡な日常にも物語があると思えるようになります。東京オリンピックでは、人と比べた五〇〇〇メートルと、自分を信じた一五〇〇メートルで結果が分かれました。
- ねらい:個性=人と違う目立つ特技 → 個性は積み重ねた自分の物語。人と比べず、自分の積み重ねを信じるとき、自分らしく輝ける
- おすすめの発問:「平凡」と「個性」は、反対のことばだろうか?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
自分を輝かせるにはのあらすじ(どんなお話?)

目立った個性がない自分が好きではなかった田中希実さんは、村岡花子さんの言葉で、平凡な日常にも物語があると思えるようになります。東京オリンピックでは、人と比べた五〇〇〇メートルと、自分を信じた一五〇〇メートルで結果が分かれました。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「個性=人と違う目立つ特技」という見方です。授業の後は、毎日の積み重ねや自分らしさこそが個性であり、それを信じることで輝けると捉え直せることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

よくある失敗は、結果ごとの気持ちを聞いて「努力すれば勝てる」で終わることです。「平凡」と「個性」の関係を問うと、個性を目立つ特技ではなく、自分の積み重ねとして捉え直せます。
4コマで見る「ふつうの私」

目立つ特技がないと、自分には個性がないと思いこみがちです。続けてきた毎日の小さな積み重ねに目を向けると、それが自分らしさだと気づけます。お話の考え方を、教室の場面に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に生徒の「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に個性をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 中学3年「自分を輝かせるには」【向上心、個性の伸長】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 「個性=目立つ特技」の思いこみをほどく
- 人と比べず、積み重ねを信じる
- 平凡な毎日の中に、自分の物語がある
『自分を輝かせるには』のよくある質問
Q. 『自分を輝かせるには』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学3年の道徳の教材で、内容項目は「向上心、個性の伸長」です。
Q. 『自分を輝かせるには』のあらすじは?
A. 目立った個性がない自分が好きではなかった田中希実さんは、村岡花子さんの言葉で、平凡な日常にも物語があると思えるようになります。東京オリンピックでは、人と比べた五〇〇〇メートルと、自分を信じた一五〇〇メートルで結果が分かれました。
Q. 『自分を輝かせるには』の授業のねらいは?
A. 個性=人と違う目立つ特技という考えから、個性は積み重ねた自分の物語という考えへ深めることです。授業の前は「個性=人と違う目立つ特技」という見方です。授業の後は、毎日の積み重ねや自分らしさこそが個性であり、それを信じることで輝けると捉え直せることがゴールです。
Q. 『自分を輝かせるには』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「「平凡」と「個性」は、反対のことばだろうか?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。よくある失敗は、結果ごとの気持ちを聞いて「努力すれば勝てる」で終わることです。「平凡」と「個性」の関係を問うと、個性を目立つ特技ではなく、自分の積み重ねとして捉え直せます。
Q. 『自分を輝かせるには』の板書計画は?
A. 板書は、左に生徒の「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に個性をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












