勤労の授業が「みんなのために働きましょう」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、学級の当番や係につなげる見方で、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『三人の仕事』(小学3年・道徳/勤労、公共の精神)
- あらすじ:石橋がこわれた村で、ダニエル、セサル、マリオの三人が新しい橋づくりをたのまれます。ダニエルは力仕事、セサルは設計図、マリオは食事の準備など、みんなが気持ちよくはたらける環境づくり。ちがう思いが一つの橋をつくっていきます。
- ねらい:大事な仕事とそうでない仕事がある → 目立たない仕事もみんなを支えている。ちがう仕事とちがう思いが合わさって、大きなものが生まれる
- おすすめの発問:教室の「マリオの仕事」は、だれがしている?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
三人の仕事のあらすじ(どんなお話?)

石橋がこわれた村で、ダニエル、セサル、マリオの三人が新しい橋づくりをたのまれます。ダニエルは力仕事、セサルは設計図、マリオは食事の準備など、みんなが気持ちよくはたらける環境づくり。ちがう思いが一つの橋をつくっていきます。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は、目立つ仕事ほど大切だと考えがちです。授業の後は、目立つ仕事も目立たない仕事も、みんなのためになっていると気づくことがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、三人の気持ちを別々に確かめて終わりがちです。学級の中の「マリオの仕事」を探すと、目立たない仕事の意味を子どもが自分たちの教室から考えはじめます。
4コマで見る「見えない係」

目立たない係ほど、「やらなくても同じ」と思いがちです。その係がなかった日に、仕事がみんなを支えていたと気づく場面に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に働くことをとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 3年『三人の仕事』【勤労、公共の精神】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 教室の「マリオの仕事」を探すのがカギ
- 目立たない仕事も、みんなを支えている
- 場面発問より、学級につなげて全体を問う
『三人の仕事』のよくある質問
Q. 『三人の仕事』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学3年の道徳の教材で、内容項目は「勤労、公共の精神」です。
Q. 『三人の仕事』のあらすじは?
A. 石橋がこわれた村で、ダニエル、セサル、マリオの三人が新しい橋づくりをたのまれます。ダニエルは力仕事、セサルは設計図、マリオは食事の準備など、みんなが気持ちよくはたらける環境づくり。ちがう思いが一つの橋をつくっていきます。
Q. 『三人の仕事』の授業のねらいは?
A. 大事な仕事とそうでない仕事があるという考えから、目立たない仕事もみんなを支えているという考えへ深めることです。授業の前は、目立つ仕事ほど大切だと考えがちです。授業の後は、目立つ仕事も目立たない仕事も、みんなのためになっていると気づくことがゴールです。
Q. 『三人の仕事』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「教室の「マリオの仕事」は、だれがしている?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、三人の気持ちを別々に確かめて終わりがちです。学級の中の「マリオの仕事」を探すと、目立たない仕事の意味を子どもが自分たちの教室から考えはじめます。
Q. 『三人の仕事』の板書計画は?
A. 板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に働くことをとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












