国際理解の授業が「外国の人と仲よくしよう」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、題名の「ハスの花」ということばを手がかりに、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『ハスの花のように』(小学6年・道徳/国際理解、国際親善)
- あらすじ:「わたし」は、お母さんがつとめる介護施設の交流会で、ベトナム出身のリエンさんに出会います。リエンさんは、利用者が自分の祖父母のように思えると話します。最後に、名前の意味であるハスの花のように日本でがんばりたいと語ります。
- ねらい:外国の人=助けてあげる相手 → 自国への誇りと相手への敬意で関わる。自分の国を大切に思う人だからこそ、ほかの国の人も大切にできる
- おすすめの発問:リエンさんは、なぜ自分をハスの花にたとえたのだろう?
- 板書:左「会う前と後の見方」・中央「ハスの花への思い」・右「誇りと敬意」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
ハスの花のようにのあらすじ(どんなお話?)

「わたし」は、お母さんがつとめる介護施設の交流会で、ベトナム出身のリエンさんに出会います。リエンさんは、利用者が自分の祖父母のように思えると話します。最後に、名前の意味であるハスの花のように日本でがんばりたいと語ります。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「外国の人にやさしくしてあげる」という考えです。授業の後は、相手が自分の国を大切に思う気持ちを尊重し、自分も日本人としての自覚をもって関わることが大切だと気づくことがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、やさしさの話で終わりがちです。題名の「ハスの花」は、リエンさんの名前であり、ベトナムの国の花です。ことばから、自分の国への誇りと相手への敬意が見えてきます。
4コマで見る「教えっこ」

「教えてあげる」だけの関わりは、一方通行になりがちです。相手の国への思いにも耳を傾けると、おたがいを大切にする関係が生まれます。
板書計画は3つのエリア

左に「わたし」がリエンさんに会う前と後の見方、中央にハスの花にこめた思い、右に自分の国への誇りと相手への敬意を書きます。くわしい板書と発問の流れはnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 6年『ハスの花のように』【国際理解、国際親善】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 外国の人を「助ける相手」と見ない
- 題名「ハスの花」にこめた誇りを考える
- 自分の国を大切にする心が相手への敬意に
『ハスの花のように』のよくある質問
Q. 『ハスの花のように』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学6年の道徳の教材で、内容項目は「国際理解、国際親善」です。
Q. 『ハスの花のように』のあらすじは?
A. 「わたし」は、お母さんがつとめる介護施設の交流会で、ベトナム出身のリエンさんに出会います。リエンさんは、利用者が自分の祖父母のように思えると話します。最後に、名前の意味であるハスの花のように日本でがんばりたいと語ります。
Q. 『ハスの花のように』の授業のねらいは?
A. 外国の人=助けてあげる相手という考えから、自国への誇りと相手への敬意で関わるという考えへ深めることです。授業の前は「外国の人にやさしくしてあげる」という考えです。授業の後は、相手が自分の国を大切に思う気持ちを尊重し、自分も日本人としての自覚をもって関わることが大切だと気づくことがゴールです。
Q. 『ハスの花のように』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「リエンさんは、なぜ自分をハスの花にたとえたのだろう?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、やさしさの話で終わりがちです。題名の「ハスの花」は、リエンさんの名前であり、ベトナムの国の花です。ことばから、自分の国への誇りと相手への敬意が見えてきます。
Q. 『ハスの花のように』の板書計画は?
A. 左に「わたし」がリエンさんに会う前と後の見方、中央にハスの花にこめた思い、右に自分の国への誇りと相手への敬意を書きます。くわしい板書と発問の流れはnoteで紹介しています。












