きまりの授業が「大人はずるい」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、よくある失敗から考える切り口で、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『私も同じだよ』(中学1年・道徳/遵法精神、公徳心)
- あらすじ:新型コロナの流行下、ソフトテニス部の主人公は無観客の県大会に出場します。アナウンスが流れても観客は帰らず、むしろ増え、両親の応援を断ってきた主人公は割り切れません。そのとき仲間のつぶやきに、心の中で応えます。
- ねらい:きまり=罰があるから守る → 罰がなくても自分から守る。みんなが安心して過ごせるように、きまりを自分の意志で守る
- おすすめの発問:「みんな破っているから」できまりを破っていい?
- 板書:左「場面の事実」・中央「なぜ守られない?」・右「自分から守る」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
私も同じだよのあらすじ(どんなお話?)

新型コロナの流行下、ソフトテニス部の主人公は無観客の県大会に出場します。アナウンスが流れても観客は帰らず、むしろ増え、両親の応援を断ってきた主人公は割り切れません。そのとき仲間のつぶやきに、心の中で応えます。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「罰があるから守る」という考えです。授業の後は、きまりの意味を自分の言葉でとらえ直し、守らされるのではなく自分から守ろうとする心に気づくのがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、きまりを破る大人を責めて終わりがちです。「みんなやっているから」というよくある理由を問うと、同じ状況に立つ自分の弱さと向き合えます。
4コマで見る「図書室で」

まわりが破っていると、つい「自分も」と流されそうになります。きまりがだれのためにあるのかに気づくと、自分の意志で守れるようになります。
板書計画は3つのエリア

左に場面の事実、中央に中心発問と生徒の意見、右に「私も同じだよ」から自分から守ることへのまとめを書きます。自分の一言を短冊で貼る板書の全体は、note でくわしく紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 中学1年「私も同じだよ」【遵法精神、公徳心】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 「大人はずるい」で終わらせない
- 「みんな破っている」という理由を問う
- きまりは守らされるより、自分から守る
『私も同じだよ』のよくある質問
Q. 『私も同じだよ』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学1年の道徳の教材で、内容項目は「遵法精神、公徳心」です。
Q. 『私も同じだよ』のあらすじは?
A. 新型コロナの流行下、ソフトテニス部の主人公は無観客の県大会に出場します。アナウンスが流れても観客は帰らず、むしろ増え、両親の応援を断ってきた主人公は割り切れません。そのとき仲間のつぶやきに、心の中で応えます。
Q. 『私も同じだよ』の授業のねらいは?
A. きまり=罰があるから守るという考えから、罰がなくても自分から守るという考えへ深めることです。授業の前は「罰があるから守る」という考えです。授業の後は、きまりの意味を自分の言葉でとらえ直し、守らされるのではなく自分から守ろうとする心に気づくのがゴールです。
Q. 『私も同じだよ』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「「みんな破っているから」できまりを破っていい?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、きまりを破る大人を責めて終わりがちです。「みんなやっているから」というよくある理由を問うと、同じ状況に立つ自分の弱さと向き合えます。
Q. 『私も同じだよ』の板書計画は?
A. 左に場面の事実、中央に中心発問と生徒の意見、右に「私も同じだよ」から自分から守ることへのまとめを書きます。自分の一言を短冊で貼る板書の全体は、note でくわしく紹介しています。












