よりよく生きる喜びの授業が「立派な人だった」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、女優時代と親善大使時代をくらべる切り口で、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『世界を動かした瞳』(中学3年・道徳/よりよく生きる喜び)
- あらすじ:大女優オードリー・ヘプバーンは、華やかな成功の一方で、思い通りにならない経験も味わいます。晩年はユニセフ親善大使として、苦しむ子どもたちの現状を世界に訴えました。病が進んでも、子どもたちを励まし続けました。
- ねらい:気高さ=特別な人のもの → 歩んできた自分だからできることをする。これまでの経験や弱さも、だれかのための力に変えられる
- おすすめの発問:女優の彼女と大使の彼女、変わらなかったものは?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
世界を動かした瞳のあらすじ(どんなお話?)

大女優オードリー・ヘプバーンは、華やかな成功の一方で、思い通りにならない経験も味わいます。晩年はユニセフ親善大使として、苦しむ子どもたちの現状を世界に訴えました。病が進んでも、子どもたちを励まし続けました。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は、気高い生き方を「有名で特別な人のもの」と考えがちです。授業の後は、これまで歩んできた自分だからこそできることを実行する姿に気高さがあると気づくことがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、「有名だからできた」で終わりがちです。二つの時代をくらべると、名声は手段にすぎず、少女時代の経験に根ざした思いが彼女を動かしていたことが見えてきます。
4コマで見る「後輩の涙」

自分の失敗や弱さは、かくしたいものに思えがちです。でも同じ思いをした自分だからこそ、届けられる言葉があります。オードリーの生き方を、部活の先輩と後輩に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に生徒の「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右によりよく生きる喜びをとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 中学3年「世界を動かした瞳」【よりよく生きる喜び】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 二つの時代をくらべると、変わらぬ思いが見える
- 名声は手段、動かしたのは自らの経験
- 弱さや経験も、だれかのための力になる
『世界を動かした瞳』のよくある質問
Q. 『世界を動かした瞳』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学3年の道徳の教材で、内容項目は「よりよく生きる喜び」です。
Q. 『世界を動かした瞳』のあらすじは?
A. 大女優オードリー・ヘプバーンは、華やかな成功の一方で、思い通りにならない経験も味わいます。晩年はユニセフ親善大使として、苦しむ子どもたちの現状を世界に訴えました。病が進んでも、子どもたちを励まし続けました。
Q. 『世界を動かした瞳』の授業のねらいは?
A. 気高さ=特別な人のものという考えから、歩んできた自分だからできることをするという考えへ深めることです。授業の前は、気高い生き方を「有名で特別な人のもの」と考えがちです。授業の後は、これまで歩んできた自分だからこそできることを実行する姿に気高さがあると気づくことがゴールです。
Q. 『世界を動かした瞳』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「女優の彼女と大使の彼女、変わらなかったものは?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、「有名だからできた」で終わりがちです。二つの時代をくらべると、名声は手段にすぎず、少女時代の経験に根ざした思いが彼女を動かしていたことが見えてきます。
Q. 『世界を動かした瞳』の板書計画は?
A. 板書は、左に生徒の「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右によりよく生きる喜びをとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












