命の授業が「命は大事」の確認で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、エルマおばあさんを見送る前と後で家族の中に何が残ったかをくらべる切り口から、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『最後の贈りもの』(中学1年・道徳/生命の尊さ)
- あらすじ:「13人目の孫」と呼ばれた「私」が、家族とともにエルマおばあさんの最期の日々に寄りそいます。おばあさんの安らかな旅立ちを、家族は「最後の贈りもの」と受けとめます。命のつながりを静かに考えるお話です。
- ねらい:命は一つしかないから大事 → 命はつながっているからかけがえがない。どんな命もつながっている。だから、みんなの命が大切
- おすすめの発問:見送ったあとの家族には、何が残っただろう?
- 板書:左「最後の贈りものとは」・中央「エルマ⇔私・家族」・右「命のつながり」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
最後の贈りもののあらすじ(どんなお話?)

「13人目の孫」と呼ばれた「私」が、家族とともにエルマおばあさんの最期の日々に寄りそいます。おばあさんの安らかな旅立ちを、家族は「最後の贈りもの」と受けとめます。命のつながりを静かに考えるお話です。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「命は一つしかないから大事」という、知っていることばです。授業の後は、どんな命も多くの人とつながっていて、だからこそかけがえがないと実感できることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、悲しさの確認で終わりがちです。見送る前と後をくらべ、家族に何が残ったかを問うと、命は一人で終わらず人の中でつながっていく、という実感に近づきます。
4コマで見る「名前の一字」

会ったことのない人の命も、自分の中につながっています。名前の由来を聞く前と後で、ソラの見方が変わります。命のつながりを、家庭での身近な場面に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に「最後の贈りものとは?」という課題、中央にエルマおばあさんと「私」や家族のつながり、右に「命のつながり」「かけがえのない命」というキーワードを置きます。発問の流れはnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 中学1年「エルマおばあさんからの『最後の贈りもの』」【生命の尊さ】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 見送る前と後で、家族に残ったものを問う
- どんな命も、多くの人とつながっている
- つながっているから、かけがえがない
『最後の贈りもの』のよくある質問
Q. 『最後の贈りもの』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学1年の道徳の教材で、内容項目は「生命の尊さ」です。
Q. 『最後の贈りもの』のあらすじは?
A. 「13人目の孫」と呼ばれた「私」が、家族とともにエルマおばあさんの最期の日々に寄りそいます。おばあさんの安らかな旅立ちを、家族は「最後の贈りもの」と受けとめます。命のつながりを静かに考えるお話です。
Q. 『最後の贈りもの』の授業のねらいは?
A. 命は一つしかないから大事という考えから、命はつながっているからかけがえがないという考えへ深めることです。授業の前は「命は一つしかないから大事」という、知っていることばです。授業の後は、どんな命も多くの人とつながっていて、だからこそかけがえがないと実感できることがゴールです。
Q. 『最後の贈りもの』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「見送ったあとの家族には、何が残っただろう?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、悲しさの確認で終わりがちです。見送る前と後をくらべ、家族に何が残ったかを問うと、命は一人で終わらず人の中でつながっていく、という実感に近づきます。
Q. 『最後の贈りもの』の板書計画は?
A. 板書は、左に「最後の贈りものとは?」という課題、中央にエルマおばあさんと「私」や家族のつながり、右に「命のつながり」「かけがえのない命」というキーワードを置きます。発問の流れはnoteで紹介しています。












