畏敬の念の授業が「宗教の話」に思えて、どう扱えばよいかなやんでいませんか。この記事では、主人公がくり返す「頭を垂れる」ということばを読み解く切り口から、教材の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『詣りかける日』(中学1年・道徳/崇高なものへの畏敬の念、感謝)
- あらすじ:主人公は、静かに手を合わせ、頭を垂れる時間を大切にしています。特定の宗教の話ではなく、自分を超えた大きなものの前で謙虚になる姿として読みます。その感性が、日常への感謝につながっていきます。
- ねらい:畏敬=宗教や神さまの話 → 大きなものの前の謙虚さが感謝を生む。自分を超えたものを感じると、当たり前が「ありがたい」に変わる
- おすすめの発問:人はなぜ、大きなものの前で頭を垂れるのだろう?
- 板書:左「頭を垂れる意味」・中央「傲慢⇔謙虚さ」・右「畏敬と感謝」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
詣りかける日のあらすじ(どんなお話?)

主人公は、静かに手を合わせ、頭を垂れる時間を大切にしています。特定の宗教の話ではなく、自分を超えた大きなものの前で謙虚になる姿として読みます。その感性が、日常への感謝につながっていきます。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「畏敬の念は自分には関係ない」という見方です。授業の後は、大きなものの前で頭を垂れる感性が、当たり前の日常への感謝につながると気づくことがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、「落ち着く」という感想で止まりがちです。「頭を垂れる」ということばの意味を問うと、謙虚さと感謝のつながりが見え、自分の体験とも重ねやすくなります。
4コマで見る「夜空の下」

大きなものの前で自分の小ささを感じると、えらそうな気持ちが和らぎます。その感覚が、身近な人への感謝に自然とつながる流れを、教室の場面に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

左に課題、中央に「自分がすべて」と「大きなものの前での謙虚さ」の対比、右にキーワードを置きます。発問の流れと板書の全体は、note の指導案でくわしく紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 中学1年「詣りかける日」【崇高なものへの畏敬の念、感謝】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 「頭を垂れる」ということばの意味を読み解く
- 畏敬の念を宗教ではなく謙虚さとしてとらえる
- 謙虚さが当たり前への感謝につながると気づく
『詣りかける日』のよくある質問
Q. 『詣りかける日』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学1年の道徳の教材で、内容項目は「崇高なものへの畏敬の念、感謝」です。
Q. 『詣りかける日』のあらすじは?
A. 主人公は、静かに手を合わせ、頭を垂れる時間を大切にしています。特定の宗教の話ではなく、自分を超えた大きなものの前で謙虚になる姿として読みます。その感性が、日常への感謝につながっていきます。
Q. 『詣りかける日』の授業のねらいは?
A. 畏敬=宗教や神さまの話という考えから、大きなものの前の謙虚さが感謝を生むという考えへ深めることです。授業の前は「畏敬の念は自分には関係ない」という見方です。授業の後は、大きなものの前で頭を垂れる感性が、当たり前の日常への感謝につながると気づくことがゴールです。
Q. 『詣りかける日』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「人はなぜ、大きなものの前で頭を垂れるのだろう?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、「落ち着く」という感想で止まりがちです。「頭を垂れる」ということばの意味を問うと、謙虚さと感謝のつながりが見え、自分の体験とも重ねやすくなります。
Q. 『詣りかける日』の板書計画は?
A. 左に課題、中央に「自分がすべて」と「大きなものの前での謙虚さ」の対比、右にキーワードを置きます。発問の流れと板書の全体は、note の指導案でくわしく紹介しています。












