感謝の授業が「石川さんはえらい」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、石川さんが来る前と後で村の暮らしがどう変わったかを見る「お話の前と後」の切り口で、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『谷川岳に生きたドクター』(小学4年・道徳/感謝)
- あらすじ:石川さんは、医者のいない谷川岳のふもとの村へ通い、雨の日も雪の夜中もかけつけて、村人に「のっぽ先生」としたわれます。五年後に東京へ帰りますが、戦争のそ開で戻ってくると、村人たちは大よろこびでむかえました。
- ねらい:石川さんはえらい人 → 支えてくれた人を尊敬し、わすれない。生活を支えてくれる人に気づくと、尊敬と感謝の気持ちがわいてくる
- おすすめの発問:石川さんが来る前と後で、村の何が変わった?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
谷川岳に生きたドクターのあらすじ(どんなお話?)

石川さんは、医者のいない谷川岳のふもとの村へ通い、雨の日も雪の夜中もかけつけて、村人に「のっぽ先生」としたわれます。五年後に東京へ帰りますが、戦争のそ開で戻ってくると、村人たちは大よろこびでむかえました。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「石川さんはえらい」という人物への感想です。授業の後は、自分たちの生活が多くの人に支えられていると気づき、支えてくれる人に尊敬と感謝の気持ちをもって接しようと思えることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、石川さんの立派さだけに目が向きがちです。来る前と後の村の暮らしをくらべると、受け取った側の村人の感謝と尊敬が見えてきます。
4コマで見る「雨の朝」

毎日支えてくれる人は、当たり前の存在になりがちです。その人がいることのありがたさに気づく流れを、通学路で見守ってくれる人の場面に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に『感謝』をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 4年『谷川岳に生きたドクター』【感謝】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 石川さんが来る前と後の村をくらべる
- 支えてくれる人に気づくと感謝がわく
- 「石川さんはえらい」で終わらせない
『谷川岳に生きたドクター』のよくある質問
Q. 『谷川岳に生きたドクター』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学4年の道徳の教材で、内容項目は「感謝」です。
Q. 『谷川岳に生きたドクター』のあらすじは?
A. 石川さんは、医者のいない谷川岳のふもとの村へ通い、雨の日も雪の夜中もかけつけて、村人に「のっぽ先生」としたわれます。五年後に東京へ帰りますが、戦争のそ開で戻ってくると、村人たちは大よろこびでむかえました。
Q. 『谷川岳に生きたドクター』の授業のねらいは?
A. 石川さんはえらい人という考えから、支えてくれた人を尊敬し、わすれないという考えへ深めることです。授業の前は「石川さんはえらい」という人物への感想です。授業の後は、自分たちの生活が多くの人に支えられていると気づき、支えてくれる人に尊敬と感謝の気持ちをもって接しようと思えることがゴールです。
Q. 『谷川岳に生きたドクター』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「石川さんが来る前と後で、村の何が変わった?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、石川さんの立派さだけに目が向きがちです。来る前と後の村の暮らしをくらべると、受け取った側の村人の感謝と尊敬が見えてきます。
Q. 『谷川岳に生きたドクター』の板書計画は?
A. 板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に『感謝』をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












