偉人の授業が「すごい人だった」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、題名の「一隅を照らす」ということばを手がかりに、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『一隅を照らす ー中村哲ー』(小学6年・道徳/よりよく生きる喜び)
- あらすじ:中村哲さんは、祖母に「弱い者をかばいなさい」と言われて育ちます。医師となり、アフガニスタンの山奥に診療所を開きます。大かんばつで子どもたちが命を落とす中、用水路を計画し、あれ果てた土地を緑の大地によみがえらせました。
- ねらい:人のため=がまんや犠牲 → 人のために力をつくすことが自分の喜び。自分のいる場所で、できることに精いっぱい取り組むことが喜び
- おすすめの発問:「一隅を照らす」とは、中村さんのどんな生き方?
- 板書:左「どんなとき喜び?」・中央「生まれてきた喜び」・右「一隅を照らす」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
一隅を照らす ー中村哲ーのあらすじ(どんなお話?)

中村哲さんは、祖母に「弱い者をかばいなさい」と言われて育ちます。医師となり、アフガニスタンの山奥に診療所を開きます。大かんばつで子どもたちが命を落とす中、用水路を計画し、あれ果てた土地を緑の大地によみがえらせました。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「人のために働くのはがまん」という見方です。授業の後は、人のために力をつくすことが自分の生きる喜びになると知り、自分の身の回りの生き方につなげて考えることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、偉人の遠い話で終わりがちです。題名の「一隅を照らす」は、自分のいる場所で精いっぱい取り組むこと。ことばから、子ども自身の生き方へつながります。
4コマで見る「黒板係」

目立たない仕事でも、だれかの役に立っていると気づくと喜びに変わります。自分のいる場所でできることに取り組む、それが「一隅を照らす」ことです。
板書計画は3つのエリア

左に「どんなときに喜びを感じるか」という問い、中央に中村さんの喜びの正体、右に題名の「一隅を照らす」を書きます。くわしい板書と発問の流れはnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 6年『一隅を照らす ー中村哲ー』【よりよく生きる喜び】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 偉人を「すごい人」で終わらせない
- 人のために力をつくすことが自分の喜びに
- 「一隅を照らす」を自分の生き方につなぐ
『一隅を照らす ー中村哲ー』のよくある質問
Q. 『一隅を照らす ー中村哲ー』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学6年の道徳の教材で、内容項目は「よりよく生きる喜び」です。
Q. 『一隅を照らす ー中村哲ー』のあらすじは?
A. 中村哲さんは、祖母に「弱い者をかばいなさい」と言われて育ちます。医師となり、アフガニスタンの山奥に診療所を開きます。大かんばつで子どもたちが命を落とす中、用水路を計画し、あれ果てた土地を緑の大地によみがえらせました。
Q. 『一隅を照らす ー中村哲ー』の授業のねらいは?
A. 人のため=がまんや犠牲という考えから、人のために力をつくすことが自分の喜びという考えへ深めることです。授業の前は「人のために働くのはがまん」という見方です。授業の後は、人のために力をつくすことが自分の生きる喜びになると知り、自分の身の回りの生き方につなげて考えることがゴールです。
Q. 『一隅を照らす ー中村哲ー』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「「一隅を照らす」とは、中村さんのどんな生き方?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、偉人の遠い話で終わりがちです。題名の「一隅を照らす」は、自分のいる場所で精いっぱい取り組むこと。ことばから、子ども自身の生き方へつながります。
Q. 『一隅を照らす ー中村哲ー』の板書計画は?
A. 左に「どんなときに喜びを感じるか」という問い、中央に中村さんの喜びの正体、右に題名の「一隅を照らす」を書きます。くわしい板書と発問の流れはnoteで紹介しています。












