よりよく生きる喜びの授業が「結局なんだったの?」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、題名の「くれたもの」ということばを手がかりに、教材の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『アンパンマンがくれたもの』(小学5年・道徳/よりよく生きる喜び)
- あらすじ:東日本大震災の翌日の夜、ラジオで「アンパンマンのマーチ」が流れ、多くの人が元気をもらいます。それを知ったやなせたかしさんは、歌の言葉を入れたポスターを描きました。その言葉に、自分を奮い立たせた人もいたそうです。
- ねらい:生きる喜び=外からもらうもの → 喜びは 自分の中の希望から生まれる。困難の中でも自分の中の希望に気づくとき、前へ進む力がわく
- おすすめの発問:題名の「くれたもの」とは、いったい何だろう?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
アンパンマンがくれたもののあらすじ(どんなお話?)

東日本大震災の翌日の夜、ラジオで「アンパンマンのマーチ」が流れ、多くの人が元気をもらいます。それを知ったやなせたかしさんは、歌の言葉を入れたポスターを描きました。その言葉に、自分を奮い立たせた人もいたそうです。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「元気や喜びはだれかにもらうもの」という見方です。授業の後は、困難の中でも自分の中にある希望に気づき、前へ進もうとするところに生きる喜びがあると気づくのがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、歌やキャラクターのすごさの話で終わりがちです。題名の「くれたもの」を問うと、外からもらったのではなく自分の中で目ざめた力を、子どもが考えはじめます。
4コマで見る「クラスの歌」

落ちこんだとき、歌やことばが背中をおしてくれることがあります。でも、立ち上がる力はもともと自分の中にあるものです。題名の「くれたもの」を、教室の場面に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に生きる喜びをとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 5年「アンパンマンがくれたもの」【よりよく生きる喜び】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 題名の「くれたもの」が教材を読むカギ
- 生きる喜びは、自分の中の希望から生まれる
- 場面発問より、題名から全体を問う
『アンパンマンがくれたもの』のよくある質問
Q. 『アンパンマンがくれたもの』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学5年の道徳の教材で、内容項目は「よりよく生きる喜び」です。
Q. 『アンパンマンがくれたもの』のあらすじは?
A. 東日本大震災の翌日の夜、ラジオで「アンパンマンのマーチ」が流れ、多くの人が元気をもらいます。それを知ったやなせたかしさんは、歌の言葉を入れたポスターを描きました。その言葉に、自分を奮い立たせた人もいたそうです。
Q. 『アンパンマンがくれたもの』の授業のねらいは?
A. 生きる喜び=外からもらうものという考えから、喜びは 自分の中の希望から生まれるという考えへ深めることです。授業の前は「元気や喜びはだれかにもらうもの」という見方です。授業の後は、困難の中でも自分の中にある希望に気づき、前へ進もうとするところに生きる喜びがあると気づくのがゴールです。
Q. 『アンパンマンがくれたもの』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「題名の「くれたもの」とは、いったい何だろう?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、歌やキャラクターのすごさの話で終わりがちです。題名の「くれたもの」を問うと、外からもらったのではなく自分の中で目ざめた力を、子どもが考えはじめます。
Q. 『アンパンマンがくれたもの』の板書計画は?
A. 板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に生きる喜びをとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












