社会参画の授業が「分別をがんばろう」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、もし上勝町がリサイクル率だけを追いかけたら、という問いを切り口に、教材の流れとゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『ゼロ・ウェイストの町 ——徳島県上勝町』(中学3年・道徳/社会参画、公共の精神)
- あらすじ:徳島県上勝町は、日本で初めてゼロ・ウェイストを宣言した町です。ごみを45種類に分け、町民が自分で持ちこみ、近所で支え合ってリサイクル率は80%をこえました。しかし担当者の本当の目標は、別にありました。
- ねらい:社会をよくする=数字を上げること → 目的は暮らす人が幸せに生きること。数字は手段。その先にいる人の幸せを目指して、支え合い考え続ける
- おすすめの発問:もしリサイクル率100%を目指したら、住みたい町?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
ゼロ・ウェイストの町 ——徳島県上勝町のあらすじ(どんなお話?)

徳島県上勝町は、日本で初めてゼロ・ウェイストを宣言した町です。ごみを45種類に分け、町民が自分で持ちこみ、近所で支え合ってリサイクル率は80%をこえました。しかし担当者の本当の目標は、別にありました。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は、社会をよくする取り組みを「目標の数字を達成すること」と考えがちです。授業の後は、数字の先にある、暮らす人の幸せこそが目的だと気づくことがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、「すごい町」という感心で止まりがちです。「もし数字だけを追ったら」と問うと、担当者がそう答えなかった理由が見え、取り組みの本当の目的に迫れます。
4コマで見る「そうじ点検」

点数や順位を目標にすると、いつのまにか数字のために人を責めてしまうことがあります。何のための取り組みかを思い出すと、支え合いが戻ってきます。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に分別を始めた厳しい現実と自然を守る責任感、中央に率が下がった危機と支え合い、右に数字の先にある本当の目標を置きます。全体はnoteの指導案で紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 中学3年「ゼロ・ウェイストの町 ——徳島県上勝町」【社会参画、公共の精神】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 「分別しよう」で終わらせない
- もし数字だけを追ったらと考える
- 目的は暮らす人の幸せ
『ゼロ・ウェイストの町 ——徳島県上勝町』のよくある質問
Q. 『ゼロ・ウェイストの町 ——徳島県上勝町』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学3年の道徳の教材で、内容項目は「社会参画、公共の精神」です。
Q. 『ゼロ・ウェイストの町 ——徳島県上勝町』のあらすじは?
A. 徳島県上勝町は、日本で初めてゼロ・ウェイストを宣言した町です。ごみを45種類に分け、町民が自分で持ちこみ、近所で支え合ってリサイクル率は80%をこえました。しかし担当者の本当の目標は、別にありました。
Q. 『ゼロ・ウェイストの町 ——徳島県上勝町』の授業のねらいは?
A. 社会をよくする=数字を上げることという考えから、目的は暮らす人が幸せに生きることという考えへ深めることです。授業の前は、社会をよくする取り組みを「目標の数字を達成すること」と考えがちです。授業の後は、数字の先にある、暮らす人の幸せこそが目的だと気づくことがゴールです。
Q. 『ゼロ・ウェイストの町 ——徳島県上勝町』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「もしリサイクル率100%を目指したら、住みたい町?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、「すごい町」という感心で止まりがちです。「もし数字だけを追ったら」と問うと、担当者がそう答えなかった理由が見え、取り組みの本当の目的に迫れます。
Q. 『ゼロ・ウェイストの町 ——徳島県上勝町』の板書計画は?
A. 板書は、左に分別を始めた厳しい現実と自然を守る責任感、中央に率が下がった危機と支え合い、右に数字の先にある本当の目標を置きます。全体はnoteの指導案で紹介しています。












