節度、節制の授業が「スマホを使いすぎない」の確認で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、夜の過ごし方がちがう三人をくらべながら、教材の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『スマホに夢中!』(中学3年・道徳/節度、節制)
- あらすじ:ゲームで夜ふかしする太郎、友達と交流せず早く寝る花子、友達とのやりとりで夜ふかしする奈美恵。奈美恵は自分なりのルールのずれを家族に指摘され、階段から落ちる出来事も起きます。
- ねらい:節度=スマホを我慢すること → やめどきを自分で決める心が節制。ちょうどよさを決めるのは、ルールではなく自分を知り律する心
- おすすめの発問:三人のうち、ちょうどよい夜を過ごしたのはだれ?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
スマホに夢中!のあらすじ(どんなお話?)

ゲームで夜ふかしする太郎、友達と交流せず早く寝る花子、友達とのやりとりで夜ふかしする奈美恵。奈美恵は自分なりのルールのずれを家族に指摘され、階段から落ちる出来事も起きます。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は、節度を「スマホを我慢すること」と考えがちです。授業の後は、節度というルールを、自分を知り律する節制の心で守っていくのだと気づくことがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、「使いすぎはよくない」という知っている答えで止まりがちです。三人をくらべると、交流は悪くないのにどこでずれるのかが問題になり、自分で決める心へと話が深まります。
4コマで見る「夜のトーク」

友達とのやりとりは楽しく、やめどきを見失いがちです。ルールを外から言われるより、自分で「ここまで」と決める心が、生活を整えます。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に三人の夜の過ごし方の比較、中央に「ちょうどよさ」はだれが決めるのか、右に中心発問で出た「自分を知る」「自分を律する」ということばを置きます。全体はnoteの指導案で紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 中学3年「スマホに夢中!」【節度、節制】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 「使いすぎない」で終わらせない
- 三人の夜をくらべて考える
- やめどきを決める心が節制
『スマホに夢中!』のよくある質問
Q. 『スマホに夢中!』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学3年の道徳の教材で、内容項目は「節度、節制」です。
Q. 『スマホに夢中!』のあらすじは?
A. ゲームで夜ふかしする太郎、友達と交流せず早く寝る花子、友達とのやりとりで夜ふかしする奈美恵。奈美恵は自分なりのルールのずれを家族に指摘され、階段から落ちる出来事も起きます。
Q. 『スマホに夢中!』の授業のねらいは?
A. 節度=スマホを我慢することという考えから、やめどきを自分で決める心が節制という考えへ深めることです。授業の前は、節度を「スマホを我慢すること」と考えがちです。授業の後は、節度というルールを、自分を知り律する節制の心で守っていくのだと気づくことがゴールです。
Q. 『スマホに夢中!』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「三人のうち、ちょうどよい夜を過ごしたのはだれ?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、「使いすぎはよくない」という知っている答えで止まりがちです。三人をくらべると、交流は悪くないのにどこでずれるのかが問題になり、自分で決める心へと話が深まります。
Q. 『スマホに夢中!』の板書計画は?
A. 板書は、左に三人の夜の過ごし方の比較、中央に「ちょうどよさ」はだれが決めるのか、右に中心発問で出た「自分を知る」「自分を律する」ということばを置きます。全体はnoteの指導案で紹介しています。












