真理の探究の授業が「忠敬はすごい」という偉人紹介で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では『正確な日本地図の追究 伊能忠敬』を、若い先生がやりがちな失敗から見直す切り口で、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『正確な日本地図の追究 伊能忠敬』(中学3年・道徳/真理の探究、創造)
- あらすじ:商家を息子にゆずった伊能忠敬は、五十歳で年下の暦学者・高橋至時に入門します。地球の大きさを正確に知りたいという思いから、五十五歳で全国の測量を始め、測定具を工夫しながら約四万キロを歩きました。死後に完成した地図の精度は世界を驚かせます。
- ねらい:探究=才能ある人の偉業 → 知りたい心が地道な工夫を続けさせる。「知りたい」という純粋な気持ちが、何歳からでも探究を支え続ける
- おすすめの発問:地図の完成を見ずに、忠敬は何を手にしていた?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
正確な日本地図の追究 伊能忠敬のあらすじ(どんなお話?)

商家を息子にゆずった伊能忠敬は、五十歳で年下の暦学者・高橋至時に入門します。地球の大きさを正確に知りたいという思いから、五十五歳で全国の測量を始め、測定具を工夫しながら約四万キロを歩きました。死後に完成した地図の精度は世界を驚かせます。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前、真理の探究は「才能ある人の偉業」です。授業の後は、名声や利益ではなく「知りたい」という気持ちが地道な工夫を続けさせ、その探究は自分の学びにもつながると気づけることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、「大変だった」「すごい」という偉業の確認で終わりがちです。完成を見ることなく歩き続けた忠敬が何を手にしていたのかを問うと、探究そのものの喜びと「知りたい」心が見えてきます。
4コマで見る「祖母の英語」

「もう遅い」「向いていない」と、学ぶ前にあきらめてしまうことがあります。「知りたい」という気持ちがあれば、何歳からでも学びは始められます。お話の考え方を、家の場面に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に生徒の「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に探究の意味をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 中学3年「正確な日本地図の追究 伊能忠敬」【真理の探究、創造】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 偉人紹介で終わらせず、生き方を考える
- 「知りたい」心が地道な工夫を続けさせる
- 探究は何歳からでも始められる
『正確な日本地図の追究 伊能忠敬』のよくある質問
Q. 『正確な日本地図の追究 伊能忠敬』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学3年の道徳の教材で、内容項目は「真理の探究、創造」です。
Q. 『正確な日本地図の追究 伊能忠敬』のあらすじは?
A. 商家を息子にゆずった伊能忠敬は、五十歳で年下の暦学者・高橋至時に入門します。地球の大きさを正確に知りたいという思いから、五十五歳で全国の測量を始め、測定具を工夫しながら約四万キロを歩きました。死後に完成した地図の精度は世界を驚かせます。
Q. 『正確な日本地図の追究 伊能忠敬』の授業のねらいは?
A. 探究=才能ある人の偉業という考えから、知りたい心が地道な工夫を続けさせるという考えへ深めることです。授業の前、真理の探究は「才能ある人の偉業」です。授業の後は、名声や利益ではなく「知りたい」という気持ちが地道な工夫を続けさせ、その探究は自分の学びにもつながると気づけることがゴールです。
Q. 『正確な日本地図の追究 伊能忠敬』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「地図の完成を見ずに、忠敬は何を手にしていた?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、「大変だった」「すごい」という偉業の確認で終わりがちです。完成を見ることなく歩き続けた忠敬が何を手にしていたのかを問うと、探究そのものの喜びと「知りたい」心が見えてきます。
Q. 『正確な日本地図の追究 伊能忠敬』の板書計画は?
A. 板書は、左に生徒の「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に探究の意味をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












