お年玉の授業が「むだづかいはやめましょう」で終わり、生活指導になっていませんか。この記事では、そのよくある失敗をさけて、「ちょっと待って」と立ち止まる心に目を向ける授業の流れを図で紹介します。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『お年玉をもらったけれど』(小学2年・道徳/節度、節制)
- あらすじ:お正月にお年玉をもらった子どもが、うれしくてすぐに使いたくなります。けれど、ふと立ち止まり、本当にほしいものは何か、大切に使うとはどういうことかを考えます。お金や物とのつき合い方を見つめるお話です。
- ねらい:お金はむだづかいしない → よく考えて決めるともっとうれしい。がまんの禁止より、立ち止まって自分で決める喜びを味わう
- おすすめの発問:よく考えて決めたとき、心はどんな気持ちになる?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
お年玉をもらったけれどのあらすじ(どんなお話?)

お正月にお年玉をもらった子どもが、うれしくてすぐに使いたくなります。けれど、ふと立ち止まり、本当にほしいものは何か、大切に使うとはどういうことかを考えます。お金や物とのつき合い方を見つめるお話です。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「むだづかいはだめ」という禁止のルールです。授業の後は、立ち止まってよく考えて決めると、すっきりうれしいと感じられることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、最後は「むだづかいしません」の約束になりがちです。決めたあとの心を問うと、ワクワク、迷う、すっきりという心の動きを、子どもが自分のこととして味わいはじめます。
4コマで見る「おこづかいの日」

もらったらすぐ使いたいのは、自然な気持ちです。だれかの姿をきっかけに立ち止まり、自分で考えて決めると、すっきりした気持ちになれます。お年玉の心の動きを、家の場面に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に考えて決める心をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 2年『お年玉をもらったけれど』【節度、節制】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 「むだづかいはやめよう」で終わるのは失敗
- 立ち止まって自分で決める喜びを味わう
- ワクワク→迷う→すっきりの変化を追う
『お年玉をもらったけれど』のよくある質問
Q. 『お年玉をもらったけれど』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学2年の道徳の教材で、内容項目は「節度、節制」です。
Q. 『お年玉をもらったけれど』のあらすじは?
A. お正月にお年玉をもらった子どもが、うれしくてすぐに使いたくなります。けれど、ふと立ち止まり、本当にほしいものは何か、大切に使うとはどういうことかを考えます。お金や物とのつき合い方を見つめるお話です。
Q. 『お年玉をもらったけれど』の授業のねらいは?
A. お金はむだづかいしないという考えから、よく考えて決めるともっとうれしいという考えへ深めることです。授業の前は「むだづかいはだめ」という禁止のルールです。授業の後は、立ち止まってよく考えて決めると、すっきりうれしいと感じられることがゴールです。
Q. 『お年玉をもらったけれど』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「よく考えて決めたとき、心はどんな気持ちになる?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、最後は「むだづかいしません」の約束になりがちです。決めたあとの心を問うと、ワクワク、迷う、すっきりという心の動きを、子どもが自分のこととして味わいはじめます。
Q. 『お年玉をもらったけれど』の板書計画は?
A. 板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に考えて決める心をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












