努力の授業が「あきらめないことが大事」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、六つのグラブが不合格になる前と後をくらべる切り口から、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『認められたグラブ』(中学1年・道徳/希望と勇気、克己と強い意志)
- あらすじ:名人の後継者として、イチロー選手のグラブ作りを任された岸本さん。四か月かけた六つのグラブは、一つも受け取ってもらえません。名人の言葉を思い出して作り直しを重ね、ついにグラブが認められます。
- ねらい:努力=あきらめないこと → 理想を見つめ直し続けることで道が拓ける。才能があるから続くのではなく、続けるから道が拓ける
- おすすめの発問:不合格の前と後で、岸本さんの何が変わった?
- 板書:左「継続は力なり」・中央「岸本さんの心の変化」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
認められたグラブのあらすじ(どんなお話?)

名人の後継者として、イチロー選手のグラブ作りを任された岸本さん。四か月かけた六つのグラブは、一つも受け取ってもらえません。名人の言葉を思い出して作り直しを重ね、ついにグラブが認められます。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「がんばり続ければいい」という考えです。授業の後は、苦しいときに自分を見つめ直し、甘やかさずに続けることで道が拓けると実感することがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、うれしさやくやしさを確かめるだけになりがちです。不合格の前と後をくらべると、理想ばかり追っていた自分に気づき、立ち直っていく心の動きが見えてきます。
4コマで見る「続ける練習」

あこがれを追うほど、目の前の大切なことを見失うことがあります。うまくいかなかった前と後で自分を見つめ直し、地道に続ける姿へと変わる流れです。
板書計画は3つのエリア

左に導入の「継続は力なり」と生徒の挙げた例、中央に岸本さんの心の変化を矢印でつなぎます。右側のまとめ方をふくめた板書の全体は、note の指導案で紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 中学1年「認められたグラブ」【希望と勇気、克己と強い意志】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 不合格の前と後で、岸本さんの心をくらべる
- 気持ち調べより、立ち直りの理由に目を向ける
- 続けるから道が拓けるという実感を届ける
『認められたグラブ』のよくある質問
Q. 『認められたグラブ』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学1年の道徳の教材で、内容項目は「希望と勇気、克己と強い意志」です。
Q. 『認められたグラブ』のあらすじは?
A. 名人の後継者として、イチロー選手のグラブ作りを任された岸本さん。四か月かけた六つのグラブは、一つも受け取ってもらえません。名人の言葉を思い出して作り直しを重ね、ついにグラブが認められます。
Q. 『認められたグラブ』の授業のねらいは?
A. 努力=あきらめないことという考えから、理想を見つめ直し続けることで道が拓けるという考えへ深めることです。授業の前は「がんばり続ければいい」という考えです。授業の後は、苦しいときに自分を見つめ直し、甘やかさずに続けることで道が拓けると実感することがゴールです。
Q. 『認められたグラブ』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「不合格の前と後で、岸本さんの何が変わった?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、うれしさやくやしさを確かめるだけになりがちです。不合格の前と後をくらべると、理想ばかり追っていた自分に気づき、立ち直っていく心の動きが見えてきます。
Q. 『認められたグラブ』の板書計画は?
A. 左に導入の「継続は力なり」と生徒の挙げた例、中央に岸本さんの心の変化を矢印でつなぎます。右側のまとめ方をふくめた板書の全体は、note の指導案で紹介しています。












