節度・節制の授業が「早寝早起きしよう」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、「もし貼り紙がなかったら」と考える切り口で、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『避難所にて』(中学2年・道徳/節度、節制)
- あらすじ:中学二年生だった「私」は、一九九五年の震災で被災し、友人二人と避難所で暮らします。がれきを片づける人やボランティアの姿にいづらさを感じた三人は、話し合って、規則正しい生活を呼びかける貼り紙を出します。
- ねらい:節制=がまんすること → 整った生活が自分と周りを支える。規則正しい生活は、心と体を守り、毎日に活力を与える
- おすすめの発問:もし貼り紙がなかったら、避難所はどうなった?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
避難所にてのあらすじ(どんなお話?)

中学二年生だった「私」は、一九九五年の震災で被災し、友人二人と避難所で暮らします。がれきを片づける人やボランティアの姿にいづらさを感じた三人は、話し合って、規則正しい生活を呼びかける貼り紙を出します。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は、節度・節制を「がまんすること」と考えがちです。授業の後は、整った生活が心身の健康を守り、充実した生き方を支えると自覚することがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、「大変そう」で止まり、自分の生活とつながりにくくなります。「もし貼り紙がなかったら」と考えると、生活を整えることが心と体を支えていると、生徒が気づきはじめます。
4コマで見る「テスト前夜」

大変なときほど、睡眠や生活のリズムを後回しにしがちです。生活を整えることが、心と体の元気を支えてくれます。避難所の貼り紙の考えを、テスト前の生活に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に生徒の「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に節度・節制をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 中学2年「避難所にて」【節度、節制】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 「もし」で考えると、生活を整える意味が見える
- 節制はがまんでなく、自分と周りを支える力
- 整った生活が、毎日に活力を与える
『避難所にて』のよくある質問
Q. 『避難所にて』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学2年の道徳の教材で、内容項目は「節度、節制」です。
Q. 『避難所にて』のあらすじは?
A. 中学二年生だった「私」は、一九九五年の震災で被災し、友人二人と避難所で暮らします。がれきを片づける人やボランティアの姿にいづらさを感じた三人は、話し合って、規則正しい生活を呼びかける貼り紙を出します。
Q. 『避難所にて』の授業のねらいは?
A. 節制=がまんすることという考えから、整った生活が自分と周りを支えるという考えへ深めることです。授業の前は、節度・節制を「がまんすること」と考えがちです。授業の後は、整った生活が心身の健康を守り、充実した生き方を支えると自覚することがゴールです。
Q. 『避難所にて』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「もし貼り紙がなかったら、避難所はどうなった?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、「大変そう」で止まり、自分の生活とつながりにくくなります。「もし貼り紙がなかったら」と考えると、生活を整えることが心と体を支えていると、生徒が気づきはじめます。
Q. 『避難所にて』の板書計画は?
A. 板書は、左に生徒の「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に節度・節制をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












