道徳のはじめの時間を、教科書の説明だけで終えてしまっていませんか。この記事では、新学期の学級びらきにつなげる見方で、5年生の「とびら」のページの流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『道徳が始まるよ』(小学5年・道徳/道徳科のオリエンテーション)
- あらすじ:物語ではなく、教科書のはじめの見開きページです。キャラクターが5年生になったことを喜び、1年間いっしょに考えようと呼びかけます。22のとびらが四つのまとまりに分けて並び、最後に、とびらはよりよい生き方を考えるヒントだと説明されます。
- ねらい:道徳=4年と同じことを学ぶ → とびらは5年生の自分への新しいヒント。自由と責任、短所と長所。言葉が変わると、考える深さも変わる
- おすすめの発問:高学年の道徳では、何が深くなるのだろう?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
道徳が始まるよのあらすじ(どんなお話?)

物語ではなく、教科書のはじめの見開きページです。キャラクターが5年生になったことを喜び、1年間いっしょに考えようと呼びかけます。22のとびらが四つのまとまりに分けて並び、最後に、とびらはよりよい生き方を考えるヒントだと説明されます。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「道徳は4年生までと同じ」という考えです。授業の後は、似た内容でも言葉が一歩深くなっていることに気づき、とびらを5年生の自分への新しいヒントとして受け止めることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

ページを順に確かめるだけでは、1年の見通しはもてません。学級びらきにつなげて「何が深くなるのか」を問うと、4年生とのちがいが見え、5年生の道徳が楽しみになります。
4コマで見る「新しい教室」

新学期は、1年の見通しをもつよいチャンスです。去年とのちがいに気づくと、「また同じ」が「ちょっと楽しみ」に変わります。とびらの言葉くらべを、学級びらきの場面に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に道徳の学びをとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 5年『道徳が始まるよ』【道徳科のオリエンテーション】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 新学期の学級びらきに使える
- 4年と5年のとびらの言葉をくらべる
- とびらは自分への新しいヒント
『道徳が始まるよ』のよくある質問
Q. 『道徳が始まるよ』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学5年の道徳の教材で、内容項目は「道徳科のオリエンテーション」です。
Q. 『道徳が始まるよ』のあらすじは?
A. 物語ではなく、教科書のはじめの見開きページです。キャラクターが5年生になったことを喜び、1年間いっしょに考えようと呼びかけます。22のとびらが四つのまとまりに分けて並び、最後に、とびらはよりよい生き方を考えるヒントだと説明されます。
Q. 『道徳が始まるよ』の授業のねらいは?
A. 道徳=4年と同じことを学ぶという考えから、とびらは5年生の自分への新しいヒントという考えへ深めることです。授業の前は「道徳は4年生までと同じ」という考えです。授業の後は、似た内容でも言葉が一歩深くなっていることに気づき、とびらを5年生の自分への新しいヒントとして受け止めることがゴールです。
Q. 『道徳が始まるよ』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「高学年の道徳では、何が深くなるのだろう?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。ページを順に確かめるだけでは、1年の見通しはもてません。学級びらきにつなげて「何が深くなるのか」を問うと、4年生とのちがいが見え、5年生の道徳が楽しみになります。
Q. 『道徳が始まるよ』の板書計画は?
A. 板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に道徳の学びをとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












