登場人物もお話の筋もない写真教材は、何を問えばいいか迷いますよね。この記事では、雨がふる前と雨あがりの後で心がどう変わるかに目を向ける切り口で、授業の流れを図で紹介します。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『あめが あがって……』(小学1年・道徳/感動、畏敬の念)
- あらすじ:物語ではなく、雨がふりはじめてからやむまでを写真と短いことばでたどる教材です。かさ、カタツムリ、水たまり、しずくの若葉と続き、雲間から光がさします。最後は町の上に大きな二重のにじがかかります。
- ねらい:雨はいやなもの → 雨のあとにも美しさがある。「きれいだな」と感じる自分の心に気づき、大事にする
- おすすめの発問:ふりはじめと、にじのあと、心はどう変わった?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
あめが あがって……のあらすじ(どんなお話?)

物語ではなく、雨がふりはじめてからやむまでを写真と短いことばでたどる教材です。かさ、カタツムリ、水たまり、しずくの若葉と続き、雲間から光がさします。最後は町の上に大きな二重のにじがかかります。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前、雨の日は「いやだな」と感じるものです。授業の後は、雨のあとの景色に心がすっきりする自分に気づき、身のまわりの美しさに目を向けられることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

写真ごとに感想を聞くと、「きれい」のことばが並ぶだけになりがちです。雨の前と後をくらべて自分の心の動きを問うと、すがすがしさを感じる心そのものに目が向きます。
4コマで見る「雨の日の休み時間」

雨の日はつまらない、と感じるのは自然なことです。けれど雨があがった瞬間、いつもの校庭がちがって見えることがあります。友だちのひとことで、美しさに気づく心が動き出します。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に美しいものに感動する心をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 1年『あめが あがって……』【感動、畏敬の念】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 雨から二重のにじまでをたどる写真教材
- 雨の前と後で、自分の心の動きをくらべる
- 身のまわりの美しさに気づく心を大事に
『あめが あがって……』のよくある質問
Q. 『あめが あがって……』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学1年の道徳の教材で、内容項目は「感動、畏敬の念」です。
Q. 『あめが あがって……』のあらすじは?
A. 物語ではなく、雨がふりはじめてからやむまでを写真と短いことばでたどる教材です。かさ、カタツムリ、水たまり、しずくの若葉と続き、雲間から光がさします。最後は町の上に大きな二重のにじがかかります。
Q. 『あめが あがって……』の授業のねらいは?
A. 雨はいやなものという考えから、雨のあとにも美しさがあるという考えへ深めることです。授業の前、雨の日は「いやだな」と感じるものです。授業の後は、雨のあとの景色に心がすっきりする自分に気づき、身のまわりの美しさに目を向けられることがゴールです。
Q. 『あめが あがって……』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「ふりはじめと、にじのあと、心はどう変わった?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。写真ごとに感想を聞くと、「きれい」のことばが並ぶだけになりがちです。雨の前と後をくらべて自分の心の動きを問うと、すがすがしさを感じる心そのものに目が向きます。
Q. 『あめが あがって……』の板書計画は?
A. 板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に美しいものに感動する心をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












