SNSの教材が「使い方に気をつけよう」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、クラスの「仲良し」を見直す切り口で、お話と授業のゴール、発問のコツを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『ひみつのグループトーク』(小学5年・道徳/友情,信頼)
- あらすじ:夏休み、マリは仲良しグループとSNSのグループトークで楽しくやりとりします。二学期、トークにグループの外にいるコウの悪口が流れ、マリはいやな気分のまま「そうだね……。」と返します。翌日、マリはもっといやな気分になります。
- ねらい:仲良し=いつも同じ意見 → 本当の気持ちを伝え合えるのが信頼。合わせることと、信頼し合うことは同じではない
- おすすめの発問:クラスの「仲良し」は、合わせ合う関係だろうか?
- 板書:左「いまの考え」・中央「ナオミへ・自分へ」・右「合わせると信頼」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
ひみつのグループトークのあらすじ(どんなお話?)

夏休み、マリは仲良しグループとSNSのグループトークで楽しくやりとりします。二学期、トークにグループの外にいるコウの悪口が流れ、マリはいやな気分のまま「そうだね……。」と返します。翌日、マリはもっといやな気分になります。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「仲良しはいつも同じ意見」という見方です。授業の後は、友達に合わせることと信頼し合うことはちがい、本当の気持ちを伝え合える関係こそ信頼だと気づくのがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、「SNSに気をつけよう」という使い方の話になりがちです。クラスの「仲良し」を見直す問いにすると、合わせることと信頼のちがいが、自分たちの関係として見えてきます。
4コマで見る「ひそひそ話」

仲間はずれがこわくて、つい合わせてしまうことがあります。でも、本当の気持ちを言えたとき、関係は合わせ合うものから信頼し合うものに変わります。マリの「そうだね……。」を、教室に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に「仲良し」についての子どものいまの考え、中央にマリのナオミたちへの思いと自分への思いを分けて置き、右に合わせることと信頼のちがいをまとめます。全体はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 5年『ひみつのグループトーク』【友情,信頼】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- マリは、悪口に「そうだね……。」と返した
- 合わせたのに、もっといやな気分になった
- 本当の気持ちを伝え合えるのが信頼
『ひみつのグループトーク』のよくある質問
Q. 『ひみつのグループトーク』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学5年の道徳の教材で、内容項目は「友情,信頼」です。
Q. 『ひみつのグループトーク』のあらすじは?
A. 夏休み、マリは仲良しグループとSNSのグループトークで楽しくやりとりします。二学期、トークにグループの外にいるコウの悪口が流れ、マリはいやな気分のまま「そうだね……。」と返します。翌日、マリはもっといやな気分になります。
Q. 『ひみつのグループトーク』の授業のねらいは?
A. 仲良し=いつも同じ意見という考えから、本当の気持ちを伝え合えるのが信頼という考えへ深めることです。授業の前は「仲良しはいつも同じ意見」という見方です。授業の後は、友達に合わせることと信頼し合うことはちがい、本当の気持ちを伝え合える関係こそ信頼だと気づくのがゴールです。
Q. 『ひみつのグループトーク』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「クラスの「仲良し」は、合わせ合う関係だろうか?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、「SNSに気をつけよう」という使い方の話になりがちです。クラスの「仲良し」を見直す問いにすると、合わせることと信頼のちがいが、自分たちの関係として見えてきます。
Q. 『ひみつのグループトーク』の板書計画は?
A. 板書は、左に「仲良し」についての子どものいまの考え、中央にマリのナオミたちへの思いと自分への思いを分けて置き、右に合わせることと信頼のちがいをまとめます。全体はnoteで紹介しています。












