スポーツ選手の授業が「すごい選手ですね」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、「キング」という呼び名を読み解く切り口から、カズの歩みと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『キング』(中学2年・道徳/希望と勇気、克己と強い意志)
- あらすじ:Jリーグ発足時のスターだったカズは、若手の台頭で代表から外れ、主力でなくなります。周りは「もう年だから」と限界を決めようとしますが、カズは役割を変えながら、50代でもプロとしてピッチに立ち続けています。
- ねらい:限界=まわりが決めるもの → 限界は自分で決めるもの。克己とは「やめたい自分」に打ち勝ち、変わらない核心を守ること
- おすすめの発問:主力でなくなっても、なぜ「キング」なのだろう?
- 板書:左「キングの意味」・中央「外の限界⇔自分の限界」・右「やめたい自分」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
キングのあらすじ(どんなお話?)

Jリーグ発足時のスターだったカズは、若手の台頭で代表から外れ、主力でなくなります。周りは「もう年だから」と限界を決めようとしますが、カズは役割を変えながら、50代でもプロとしてピッチに立ち続けています。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は、限界は年齢や結果で外から決まるという考えです。授業の後は、限界は自分で決めるものであり、克己とは「やめたい自分」に打ち勝つことだと気づくことがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、「カズはすごい」の感想で終わりがちです。呼び名の意味を問うと、技術や実績ではなく、限界を自分で決めてきた生き方に目が向きます。
4コマで見る「どうせ無理」

部活でも「どうせ無理」と自分で限界を決めてしまうことがあります。まわりの姿をきっかけに、やめたい自分と向き合う生徒の変化を描きました。
板書計画は3つのエリア

左に「キングは何に対しての称号か」という課題、中央に外から与えられる限界と自分で決める限界の対比、右にキーワードを置きます。板書の全体は、note の指導案で紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 中学2年「『キング』と呼ばれる理由」【希望と勇気、克己と強い意志】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 「キング」という呼び名を読み解く
- 「すごい選手」の感想で終わらせない
- 限界は外ではなく自分が決めるもの
『キング』のよくある質問
Q. 『キング』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学2年の道徳の教材で、内容項目は「希望と勇気、克己と強い意志」です。
Q. 『キング』のあらすじは?
A. Jリーグ発足時のスターだったカズは、若手の台頭で代表から外れ、主力でなくなります。周りは「もう年だから」と限界を決めようとしますが、カズは役割を変えながら、50代でもプロとしてピッチに立ち続けています。
Q. 『キング』の授業のねらいは?
A. 限界=まわりが決めるものという考えから、限界は自分で決めるものという考えへ深めることです。授業の前は、限界は年齢や結果で外から決まるという考えです。授業の後は、限界は自分で決めるものであり、克己とは「やめたい自分」に打ち勝つことだと気づくことがゴールです。
Q. 『キング』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「主力でなくなっても、なぜ「キング」なのだろう?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、「カズはすごい」の感想で終わりがちです。呼び名の意味を問うと、技術や実績ではなく、限界を自分で決めてきた生き方に目が向きます。
Q. 『キング』の板書計画は?
A. 左に「キングは何に対しての称号か」という課題、中央に外から与えられる限界と自分で決める限界の対比、右にキーワードを置きます。板書の全体は、note の指導案で紹介しています。












