国際理解の授業が「SDGsを調べよう」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、教える側だったゆうきが教わる側になる前と後をくらべて、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『自分たちにできること』(小学3年・道徳/国際理解、国際親善)
- あらすじ:ゆうきは新聞のイラストからSDGsを知り、いろいろ調べ始めます。友達のジェニファーにポスターを見せると、フィリピンの竹のストローや竹で作る家具の話が返ってきました。ゆうきはフィリピンのことをもっと知りたくなります。
- ねらい:ほかの国=名前を知っている国 → 人やくらしを知るともっと親しくなる。ほかの国の文化に関心をもつと、自分にできることが見えてくる
- おすすめの発問:はじめのゆうきと最後のゆうき、何が変わった?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
自分たちにできることのあらすじ(どんなお話?)

ゆうきは新聞のイラストからSDGsを知り、いろいろ調べ始めます。友達のジェニファーにポスターを見せると、フィリピンの竹のストローや竹で作る家具の話が返ってきました。ゆうきはフィリピンのことをもっと知りたくなります。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は、ほかの国を「名前を知っている国」としてしか見ていません。授業の後は、その国の人々のくらしや文化に親しみ、もっと知りたいと思えることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと「すごい」で終わりがちです。教える側だったゆうきが教わる側になる前と後をくらべると、知識ではなく、人やくらしへの関心が育ったことに目が向きます。
4コマで見る「友だちの国」

ほかの国のことは、知っている知識を話したくなりがちです。そこで暮らす人の話を聞くと、もっと知りたい気持ちが生まれます。ゆうきとジェニファーの会話を、教室に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右にほかの国との関わりをとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 3年『自分たちにできること』【国際理解、国際親善】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 教える側から教わる側への変化に注目
- 人やくらしを知ると、ほかの国が身近になる
- 知識でなく、関心の育ちを全体から問う
『自分たちにできること』のよくある質問
Q. 『自分たちにできること』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学3年の道徳の教材で、内容項目は「国際理解、国際親善」です。
Q. 『自分たちにできること』のあらすじは?
A. ゆうきは新聞のイラストからSDGsを知り、いろいろ調べ始めます。友達のジェニファーにポスターを見せると、フィリピンの竹のストローや竹で作る家具の話が返ってきました。ゆうきはフィリピンのことをもっと知りたくなります。
Q. 『自分たちにできること』の授業のねらいは?
A. ほかの国=名前を知っている国という考えから、人やくらしを知るともっと親しくなるという考えへ深めることです。授業の前は、ほかの国を「名前を知っている国」としてしか見ていません。授業の後は、その国の人々のくらしや文化に親しみ、もっと知りたいと思えることがゴールです。
Q. 『自分たちにできること』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「はじめのゆうきと最後のゆうき、何が変わった?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと「すごい」で終わりがちです。教える側だったゆうきが教わる側になる前と後をくらべると、知識ではなく、人やくらしへの関心が育ったことに目が向きます。
Q. 『自分たちにできること』の板書計画は?
A. 板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右にほかの国との関わりをとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












