感謝の授業が「感謝しましょう」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、「ありがとう」という言葉を読み解く見方で、教材の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『アスリートの言葉』(小学6年・道徳/感謝)
- あらすじ:東京オリンピック・パラリンピックは、新型コロナウイルスの影響で史上初めて1年延期されました。教材には、厳しい状況の中で出場した5人の選手の言葉がのっています。5人に共通するのは、感謝を伝えることの大切さです。
- ねらい:感謝=ありがとうと言う → 当たり前の有り難さに気づくと感謝になる。「ありがとう」の反対は「当たり前」
- おすすめの発問:「ありがとう」の反対の言葉は、何だろう?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
アスリートの言葉のあらすじ(どんなお話?)

東京オリンピック・パラリンピックは、新型コロナウイルスの影響で史上初めて1年延期されました。教材には、厳しい状況の中で出場した5人の選手の言葉がのっています。5人に共通するのは、感謝を伝えることの大切さです。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「ありがとう」と言えば感謝だと考えがちです。授業の後は、当たり前だと思っていたことが有ることの難しさに気づいたとき、心のこもった感謝が生まれると理解することがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

選手ごとに気持ちを聞くと、「感謝は大切」の確認で終わりがちです。「ありがとう」の反対を考えると、当たり前の中にある有り難さに、子どもが自分の生活から気づきはじめます。
4コマで見る「いつもの給食」

毎日あるものほど、当たり前になってしまいます。なくなったときに、その有り難さに気づきます。選手の大会を、毎日の給食に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に感謝をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 6年「アスリートの言葉」【感謝】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 「ありがとう」の反対を考える
- 当たり前の有り難さに気づく
- 心のこもらない感謝で終わらせない
『アスリートの言葉』のよくある質問
Q. 『アスリートの言葉』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学6年の道徳の教材で、内容項目は「感謝」です。
Q. 『アスリートの言葉』のあらすじは?
A. 東京オリンピック・パラリンピックは、新型コロナウイルスの影響で史上初めて1年延期されました。教材には、厳しい状況の中で出場した5人の選手の言葉がのっています。5人に共通するのは、感謝を伝えることの大切さです。
Q. 『アスリートの言葉』の授業のねらいは?
A. 感謝=ありがとうと言うという考えから、当たり前の有り難さに気づくと感謝になるという考えへ深めることです。授業の前は「ありがとう」と言えば感謝だと考えがちです。授業の後は、当たり前だと思っていたことが有ることの難しさに気づいたとき、心のこもった感謝が生まれると理解することがゴールです。
Q. 『アスリートの言葉』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「「ありがとう」の反対の言葉は、何だろう?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。選手ごとに気持ちを聞くと、「感謝は大切」の確認で終わりがちです。「ありがとう」の反対を考えると、当たり前の中にある有り難さに、子どもが自分の生活から気づきはじめます。
Q. 『アスリートの言葉』の板書計画は?
A. 板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に感謝をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












