夢の授業が「あきらめないで」という励ましで終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、高橋さんがいつも安全な道ではなく逆風の道を選んだことをくらべる切り口から、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『サッカーの漫画を描きたい』(中学1年・道徳/希望と勇気、克己と強い意志)
- あらすじ:『キャプテン翼』の作者・高橋陽一さんの自伝的エッセイです。高校時代に漫画家をめざすと決め、アルバイトやアシスタントをしながら応募を重ねますが、佳作止まりが続きます。「サッカー漫画はヒットしない」と言われた時代に、あえてサッカーを描きます。
- ねらい:夢があるからがんばれる → がんばり続けて夢が本物になる。夢は困難の中で何度も選び直すうちに、自分のものになる
- おすすめの発問:安全な道と逆風の道、高橋さんはなぜ逆風へ?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
サッカーの漫画を描きたいのあらすじ(どんなお話?)

『キャプテン翼』の作者・高橋陽一さんの自伝的エッセイです。高校時代に漫画家をめざすと決め、アルバイトやアシスタントをしながら応募を重ねますが、佳作止まりが続きます。「サッカー漫画はヒットしない」と言われた時代に、あえてサッカーを描きます。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「夢があるからがんばれる」という考えです。授業の後は、夢は初めから確かなものではなく、困難の中で何度も選び直すことで少しずつ自分のものになっていくと気づくことがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、苦労への同情と「あきらめないで」で終わりがちです。安全な道と逆風の道をくらべると、高橋さんがそのたびに自分で選び直してきたことが見え、強い意志とは何かを考えられます。
4コマで見る「オリジナル劇」

定番の劇なら失敗は少なくてすみます。それでもミオは、書き直しを重ねながら自分の脚本を選び直します。安全な道と挑戦する道をくらべて選ぶ姿を、学級劇の場面に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に生徒の「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に希望と勇気、克己と強い意志をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 中学1年「サッカーの漫画を描きたい」【希望と勇気、克己と強い意志】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 安全な道と逆風の道をくらべる
- 夢は、選び直すうちに自分のものになる
- 強い意志は、選び続ける力
『サッカーの漫画を描きたい』のよくある質問
Q. 『サッカーの漫画を描きたい』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学1年の道徳の教材で、内容項目は「希望と勇気、克己と強い意志」です。
Q. 『サッカーの漫画を描きたい』のあらすじは?
A. 『キャプテン翼』の作者・高橋陽一さんの自伝的エッセイです。高校時代に漫画家をめざすと決め、アルバイトやアシスタントをしながら応募を重ねますが、佳作止まりが続きます。「サッカー漫画はヒットしない」と言われた時代に、あえてサッカーを描きます。
Q. 『サッカーの漫画を描きたい』の授業のねらいは?
A. 夢があるからがんばれるという考えから、がんばり続けて夢が本物になるという考えへ深めることです。授業の前は「夢があるからがんばれる」という考えです。授業の後は、夢は初めから確かなものではなく、困難の中で何度も選び直すことで少しずつ自分のものになっていくと気づくことがゴールです。
Q. 『サッカーの漫画を描きたい』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「安全な道と逆風の道、高橋さんはなぜ逆風へ?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、苦労への同情と「あきらめないで」で終わりがちです。安全な道と逆風の道をくらべると、高橋さんがそのたびに自分で選び直してきたことが見え、強い意志とは何かを考えられます。
Q. 『サッカーの漫画を描きたい』の板書計画は?
A. 板書は、左に生徒の「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に希望と勇気、克己と強い意志をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












