「ごみはひろいましょう」で終わらない授業をしたい、となやんでいませんか。この記事では、「もしひまわりがおこっていたら」と考える読み方で、女の子の心の動きと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『雨上がり』(小学2年・道徳/善悪の判断,自律,自由と責任)
- あらすじ:公園のひまわりの根元に、空きかんが落ちています。女の子は気づいても通りすぎ、次の日も、まよった雨の日も通りすぎますが、ひまわりはにっこりわらいます。雨上がり、女の子はついに空きかんをひろい、ひまわりといっしょにわらいます。
- ねらい:よいこと=すぐできること → まよう心の中にもよい気持ちが育つ。まよいながらも自分で決めてよいことをすると、すがすがしい
- おすすめの発問:もしひまわりがおこっていたら、どうなった?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
雨上がりのあらすじ(どんなお話?)

公園のひまわりの根元に、空きかんが落ちています。女の子は気づいても通りすぎ、次の日も、まよった雨の日も通りすぎますが、ひまわりはにっこりわらいます。雨上がり、女の子はついに空きかんをひろい、ひまわりといっしょにわらいます。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は、よいことは「すぐにできて当たり前」と考えがちです。授業の後は、まよう心の中にもよい気持ちが育っていると知り、自分で決めてよいことをするすがすがしさを感じられることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、「ひろえばいい」というまとめで終わりがちです。もしひまわりがおこっていたらと考えると、まよいながら育っていた女の子の気持ちと、見守るえがおの意味に、子どもが気づきはじめます。
4コマで見る「ろうかのごみ」

よいと分かっていても、すぐには動けないものです。せめずに見守ってもらえると、子どもは自分で決めて動けます。お話のひまわりのえがおを、教室の先生のまなざしに置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右によいことをする心をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 2年『雨上がり』【善悪の判断,自律,自由と責任】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 「もしひまわりがおこったら」と考える
- まよう心の中にも、よい気持ちが育つ
- 自分で決めてするよいことは、すがすがしい
『雨上がり』のよくある質問
Q. 『雨上がり』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学2年の道徳の教材で、内容項目は「善悪の判断,自律,自由と責任」です。
Q. 『雨上がり』のあらすじは?
A. 公園のひまわりの根元に、空きかんが落ちています。女の子は気づいても通りすぎ、次の日も、まよった雨の日も通りすぎますが、ひまわりはにっこりわらいます。雨上がり、女の子はついに空きかんをひろい、ひまわりといっしょにわらいます。
Q. 『雨上がり』の授業のねらいは?
A. よいこと=すぐできることという考えから、まよう心の中にもよい気持ちが育つという考えへ深めることです。授業の前は、よいことは「すぐにできて当たり前」と考えがちです。授業の後は、まよう心の中にもよい気持ちが育っていると知り、自分で決めてよいことをするすがすがしさを感じられることがゴールです。
Q. 『雨上がり』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「もしひまわりがおこっていたら、どうなった?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、「ひろえばいい」というまとめで終わりがちです。もしひまわりがおこっていたらと考えると、まよいながら育っていた女の子の気持ちと、見守るえがおの意味に、子どもが気づきはじめます。
Q. 『雨上がり』の板書計画は?
A. 板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右によいことをする心をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












