感動、畏敬の念の授業が「いい話だった」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、マザー=テレサの姿にふれる前と後の医師の心に注目して、教材の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『マザー=テレサ』(小学6年・道徳/感動、畏敬の念)
- あらすじ:マザー=テレサは、貧しさの中で亡くなっていく多くの人に寄り添い、その手を握り続けました。路上で一人で息を引き取るはずだった人たちが、あたたかな手のぬくもりの中で旅立ちます。その姿は、関わった医師の心も変えていきます。
- ねらい:えらい人のすごい行い → 美しいと思う心は自分の中にもある。行いの気高さに心を動かされ、美しいと思う心が自分にもあると気づく
- おすすめの発問:姿を見る前と後で、医師の心は何が変わったのだろう?
- 板書:左「だれにでもできる?」・中央「行いの気高さ」・右「美しいと思う心」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
マザー=テレサのあらすじ(どんなお話?)

マザー=テレサは、貧しさの中で亡くなっていく多くの人に寄り添い、その手を握り続けました。路上で一人で息を引き取るはずだった人たちが、あたたかな手のぬくもりの中で旅立ちます。その姿は、関わった医師の心も変えていきます。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「えらい人のすごい行い」という見方です。授業の後は、行いの気高さに畏敬の念を抱き、その根っこにある美しいものを美しいと思う心が自分の中にもあると気づくことがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、すごさの確認か、命の話に流れがちです。医師の心の前と後に目を向けると、気高い行いが周りの心まで動かすことが見え、畏敬の念に近づきます。
4コマで見る「朝の校門」

気高い行いは、気づかないだけで身近にもあります。その姿に心が動くとき、美しいものを美しいと思う心が自分の中にもあると感じられます。
板書計画は3つのエリア

左に「だれにでもできることか」という問い、中央にマザー=テレサの行いの気高さ、右に美しいものを美しいと思う心を書きます。まとめは急がず余韻を残します。くわしい流れはnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 6年「マザー=テレサ」【感動、畏敬の念】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 「いい話だった」で終わらせない
- 命の話に流れず、行いの気高さに焦点を
- 美しいと思う心は自分の中にもある
『マザー=テレサ』のよくある質問
Q. 『マザー=テレサ』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学6年の道徳の教材で、内容項目は「感動、畏敬の念」です。
Q. 『マザー=テレサ』のあらすじは?
A. マザー=テレサは、貧しさの中で亡くなっていく多くの人に寄り添い、その手を握り続けました。路上で一人で息を引き取るはずだった人たちが、あたたかな手のぬくもりの中で旅立ちます。その姿は、関わった医師の心も変えていきます。
Q. 『マザー=テレサ』の授業のねらいは?
A. えらい人のすごい行いという考えから、美しいと思う心は自分の中にもあるという考えへ深めることです。授業の前は「えらい人のすごい行い」という見方です。授業の後は、行いの気高さに畏敬の念を抱き、その根っこにある美しいものを美しいと思う心が自分の中にもあると気づくことがゴールです。
Q. 『マザー=テレサ』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「姿を見る前と後で、医師の心は何が変わったのだろう?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、すごさの確認か、命の話に流れがちです。医師の心の前と後に目を向けると、気高い行いが周りの心まで動かすことが見え、畏敬の念に近づきます。
Q. 『マザー=テレサ』の板書計画は?
A. 左に「だれにでもできることか」という問い、中央にマザー=テレサの行いの気高さ、右に美しいものを美しいと思う心を書きます。まとめは急がず余韻を残します。くわしい流れはnoteで紹介しています。












