自然愛護の授業が、遠いスローガンで終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では『赤道直下にすむマウンテンゴリラ』をお話の前と後をくらべる切り口で、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『赤道直下にすむマウンテンゴリラ』(中学3年・道徳/自然愛護)
- あらすじ:動物写真家は、赤道直下のジャングルで初めて野生のマウンテンゴリラと出会い、緊張します。ともに過ごすうちに、家族思いで穏やかな素顔が見えてきます。赤ん坊を抱いた母ゴリラに腕をつかまれた写真家は、カメラを下ろして見つめ合います。
- ねらい:自然=人間が管理するもの → 人間も自然に生かされる一つの命。思いこみを手放すと、ともに生きる相手として自然が見えてくる
- おすすめの発問:出会う前と後で、ゴリラの見え方はどう変わった?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
赤道直下にすむマウンテンゴリラのあらすじ(どんなお話?)

動物写真家は、赤道直下のジャングルで初めて野生のマウンテンゴリラと出会い、緊張します。ともに過ごすうちに、家族思いで穏やかな素顔が見えてきます。赤ん坊を抱いた母ゴリラに腕をつかまれた写真家は、カメラを下ろして見つめ合います。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「自然は人間が管理し守るもの」という見方です。授業の後は、人間も偉大な自然の中で生かされている一つの命だと気づき、ほかの命とともに生きようとする心をもてることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、「こわい」「かわいい」の感想で終わりがちです。出会う前と後の見え方をくらべて問うと、思いこみが崩れていく過程が見え、自然をともに生きる相手として考えられます。
4コマで見る「まどのクモ」

よく知らない生き物は、こわい、気持ち悪いと決めつけがちです。そのくらしを知ると、ともに生きている一つの命として見えてきます。お話の考え方を、教室の身近な場面に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に生徒の「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に自然と人間の関係をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 中学3年「赤道直下にすむマウンテンゴリラ」【自然愛護】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 思いこみの前と後をくらべる
- 人間も、自然の中で生かされる命
- ともに生きる相手として、自然を見る
『赤道直下にすむマウンテンゴリラ』のよくある質問
Q. 『赤道直下にすむマウンテンゴリラ』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学3年の道徳の教材で、内容項目は「自然愛護」です。
Q. 『赤道直下にすむマウンテンゴリラ』のあらすじは?
A. 動物写真家は、赤道直下のジャングルで初めて野生のマウンテンゴリラと出会い、緊張します。ともに過ごすうちに、家族思いで穏やかな素顔が見えてきます。赤ん坊を抱いた母ゴリラに腕をつかまれた写真家は、カメラを下ろして見つめ合います。
Q. 『赤道直下にすむマウンテンゴリラ』の授業のねらいは?
A. 自然=人間が管理するものという考えから、人間も自然に生かされる一つの命という考えへ深めることです。授業の前は「自然は人間が管理し守るもの」という見方です。授業の後は、人間も偉大な自然の中で生かされている一つの命だと気づき、ほかの命とともに生きようとする心をもてることがゴールです。
Q. 『赤道直下にすむマウンテンゴリラ』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「出会う前と後で、ゴリラの見え方はどう変わった?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、「こわい」「かわいい」の感想で終わりがちです。出会う前と後の見え方をくらべて問うと、思いこみが崩れていく過程が見え、自然をともに生きる相手として考えられます。
Q. 『赤道直下にすむマウンテンゴリラ』の板書計画は?
A. 板書は、左に生徒の「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に自然と人間の関係をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












