生命の授業が「命は大切」のことばで終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、生まれたころの四十日と、いまのたんじょう日の「おめでとう」をつないで、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『たんじょう日』(小学2年・道徳/生命の尊さ)
- あらすじ:たんじょう日に、おかあさんがなつこの生まれたころの話をします。とても小さく生まれたなつこは保育器に四十日入り、おかあさんは毎朝おちちを届けていました。いま生きていることが何よりうれしいと伝えます。
- ねらい:たんじょう日=楽しいお祝い → 生きていることを喜んでくれる人がいる。心配し、喜んでくれる人がいて、自分の命はかけがえがない
- おすすめの発問:四十日の心配が「おめでとう」になったのは?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
たんじょう日のあらすじ(どんなお話?)

たんじょう日に、おかあさんがなつこの生まれたころの話をします。とても小さく生まれたなつこは保育器に四十日入り、おかあさんは毎朝おちちを届けていました。いま生きていることが何よりうれしいと伝えます。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「たんじょう日は楽しいお祝い」という見方です。授業の後は、自分の命を心配し喜んでくれる人がいると気づき、命を大切にしたいと思えることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、「たいへんだったね」で終わりがちです。生まれたころといまをつなぐと、「おめでとう」にこめられた思いを、子どもが考えはじめます。
4コマで見る「おめでとう」

毎年の「おめでとう」は、当たり前に聞こえがちです。そのことばの前にある思いを知ると、重さが変わります。お話の前と後のつながりを、家の場面に置きかえました。家庭の事情には配慮が必要です。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に生命の尊さの意味をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 2年『たんじょう日』【生命の尊さ】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 生まれたころといまをつなぐと、思いが見える
- 自分の命を喜んでくれる人がいる
- 「たいへん」で止めず、おめでとうを問う
『たんじょう日』のよくある質問
Q. 『たんじょう日』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学2年の道徳の教材で、内容項目は「生命の尊さ」です。
Q. 『たんじょう日』のあらすじは?
A. たんじょう日に、おかあさんがなつこの生まれたころの話をします。とても小さく生まれたなつこは保育器に四十日入り、おかあさんは毎朝おちちを届けていました。いま生きていることが何よりうれしいと伝えます。
Q. 『たんじょう日』の授業のねらいは?
A. たんじょう日=楽しいお祝いという考えから、生きていることを喜んでくれる人がいるという考えへ深めることです。授業の前は「たんじょう日は楽しいお祝い」という見方です。授業の後は、自分の命を心配し喜んでくれる人がいると気づき、命を大切にしたいと思えることがゴールです。
Q. 『たんじょう日』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「四十日の心配が「おめでとう」になったのは?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、「たいへんだったね」で終わりがちです。生まれたころといまをつなぐと、「おめでとう」にこめられた思いを、子どもが考えはじめます。
Q. 『たんじょう日』の板書計画は?
A. 板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に生命の尊さの意味をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












