外国の食べものを「めずらしい」で終わらせてしまう授業、ありませんか。この記事では、見落とされがちなジェニーちゃんの気持ちに目を向けて、お話の流れと授業のゴール、発問のコツを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『ジェニーちゃんのおもてなし』(小学2年・道徳/国際理解,国際親善)
- あらすじ:しんやのとなりのジェニーちゃんは、フィリピンから来た友だちです。家に遊びに行き、海や市場、家族のおいわいのしゃしんを見せてもらいます。すすめられたおかしを食べて、しんやはもっとなかよくなれた気がします。
- ねらい:外国の食べもの=めずらしいもの → 相手の国にふれると心がもっと近くなる。相手の国の文化に自分からふれると、友だちがもっと身近になる
- おすすめの発問:「おいしい!」を聞いたジェニーはどう思った?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
ジェニーちゃんのおもてなしのあらすじ(どんなお話?)

しんやのとなりのジェニーちゃんは、フィリピンから来た友だちです。家に遊びに行き、海や市場、家族のおいわいのしゃしんを見せてもらいます。すすめられたおかしを食べて、しんやはもっとなかよくなれた気がします。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「外国の食べものはめずらしい」という感想になりがちです。授業の後は、相手の国の文化を知り、自分でふれてみることが、友だちとの心の近さにつながると気づけることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、しんやの感想で終わりがちです。「おいしい!」を聞いたジェニーちゃんの気持ちに目を向けると、文化にふれることが相手にとっても大切だと、子どもが気づきはじめます。
4コマで見る「おべんとう」

はじめての食べものに、どきっとするのは自然なことです。それでも一口ふれてみると、相手のうれしそうな顔に出会えます。その一口が、相手のくらしを知りたい気持ちにつながります。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に国際親善をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 2年『ジェニーちゃんのおもてなし』【国際理解,国際親善】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- ジェニーちゃんの気持ちにも目を向ける
- 相手の文化にふれると、心が近くなる
- めずらしいで終わらず、相手の思いを問う
『ジェニーちゃんのおもてなし』のよくある質問
Q. 『ジェニーちゃんのおもてなし』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学2年の道徳の教材で、内容項目は「国際理解,国際親善」です。
Q. 『ジェニーちゃんのおもてなし』のあらすじは?
A. しんやのとなりのジェニーちゃんは、フィリピンから来た友だちです。家に遊びに行き、海や市場、家族のおいわいのしゃしんを見せてもらいます。すすめられたおかしを食べて、しんやはもっとなかよくなれた気がします。
Q. 『ジェニーちゃんのおもてなし』の授業のねらいは?
A. 外国の食べもの=めずらしいものという考えから、相手の国にふれると心がもっと近くなるという考えへ深めることです。授業の前は「外国の食べものはめずらしい」という感想になりがちです。授業の後は、相手の国の文化を知り、自分でふれてみることが、友だちとの心の近さにつながると気づけることがゴールです。
Q. 『ジェニーちゃんのおもてなし』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「「おいしい!」を聞いたジェニーはどう思った?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、しんやの感想で終わりがちです。「おいしい!」を聞いたジェニーちゃんの気持ちに目を向けると、文化にふれることが相手にとっても大切だと、子どもが気づきはじめます。
Q. 『ジェニーちゃんのおもてなし』の板書計画は?
A. 板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に国際親善をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












