勤労の授業が「いろいろな仕事があるね」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、学級経営につなげる切り口で、教材の流れと授業のゴール、教室での生かし方を図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『働く姿から見えるのは?』(中学3年・道徳/勤労)
- あらすじ:三重県の水族館で働く五人が、自分の仕事と思いを語る教材で、物語の筋はありません。飼育係と獣医師、気づかれにくい設備管理、広報、土産物ショップの順に、それぞれのやりがいや苦労が紹介されます。
- ねらい:働く=目立つ仕事をすること → 一人ひとりの誠実さが組織を動かす。目立たない仕事も、重なり合って一つの水族館を支えている
- おすすめの発問:気づかれない係の仕事がなくなったら、教室は?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
働く姿から見えるのは?のあらすじ(どんなお話?)

三重県の水族館で働く五人が、自分の仕事と思いを語る教材で、物語の筋はありません。飼育係と獣医師、気づかれにくい設備管理、広報、土産物ショップの順に、それぞれのやりがいや苦労が紹介されます。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は、働くことを「目立つ仕事をすること」と考えがちです。授業の後は、一人ひとりが自分の仕事に誠実に向き合う姿が、組織や社会を支えていると気づくことがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

仕事を一人ずつ確かめるだけだと、「職業調べ」で終わりがちです。学級の係に重ねて問うと、目立たない仕事も含めて一人ひとりの働きがつながり、集団を動かしていることが見えてきます。
4コマで見る「プリント係」

目立たない仕事は、なくなって初めてその大切さに気づくことがあります。一人ひとりの働きがつながって、集団の「普通」が保たれています。設備管理の中村さんの思いを、学級のプリント係に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に生徒の「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に勤労をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 中学3年「働く姿から見えるのは?」【勤労】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 五人の仕事を学級の係に重ねて考える
- 働く価値は、目立つかどうかで決まらない
- 一人ひとりの誠実さが組織を支える
『働く姿から見えるのは?』のよくある質問
Q. 『働く姿から見えるのは?』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学3年の道徳の教材で、内容項目は「勤労」です。
Q. 『働く姿から見えるのは?』のあらすじは?
A. 三重県の水族館で働く五人が、自分の仕事と思いを語る教材で、物語の筋はありません。飼育係と獣医師、気づかれにくい設備管理、広報、土産物ショップの順に、それぞれのやりがいや苦労が紹介されます。
Q. 『働く姿から見えるのは?』の授業のねらいは?
A. 働く=目立つ仕事をすることという考えから、一人ひとりの誠実さが組織を動かすという考えへ深めることです。授業の前は、働くことを「目立つ仕事をすること」と考えがちです。授業の後は、一人ひとりが自分の仕事に誠実に向き合う姿が、組織や社会を支えていると気づくことがゴールです。
Q. 『働く姿から見えるのは?』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「気づかれない係の仕事がなくなったら、教室は?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。仕事を一人ずつ確かめるだけだと、「職業調べ」で終わりがちです。学級の係に重ねて問うと、目立たない仕事も含めて一人ひとりの働きがつながり、集団を動かしていることが見えてきます。
Q. 『働く姿から見えるのは?』の板書計画は?
A. 板書は、左に生徒の「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に勤労をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












