進路の授業が「好きな仕事か、安定か」の二択の話し合いで終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、四つの意見をくらべる切り口で、教材の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『好きな仕事か安定かなやんでいる』(中学3年・道徳/勤労)
- あらすじ:就職活動をひかえた大学生が、好きなことができる仕事か、安定した収入の仕事かで悩み、新聞に投書します。そこへ、牧師、会社員、飲食店を営む男性、アルバイトの女性という立場のちがう四人から意見が寄せられます。
- ねらい:仕事選び=好きか安定かの二択 → 働くことは生き方や人とのつながり。選んだ道はちがっても、働くことに手応えと喜びを見つけられる
- おすすめの発問:四人の働く姿の語り方に、共通するものは?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
好きな仕事か安定かなやんでいるのあらすじ(どんなお話?)

就職活動をひかえた大学生が、好きなことができる仕事か、安定した収入の仕事かで悩み、新聞に投書します。そこへ、牧師、会社員、飲食店を営む男性、アルバイトの女性という立場のちがう四人から意見が寄せられます。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「好きと安定、どちらが正しいか」という二択の見方です。授業の後は、働くことが生き方や人・社会とのつながりにどう関わるかを考え、勤労の意義をとらえ直せることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

意見ごとに賛否を聞くと、理想派と現実派の言い合いで終わりがちです。四人が自分の働く姿を語る言葉をくらべると、選んだ道はちがっても共通する手応えや喜びが見えてきます。
4コマで見る「部活えらび」

選んだ道がちがっても、それぞれに楽しさや手応えがあります。意見をくらべると、二択よりも「自分は何を大切にしたいか」が見えてきます。四つの意見の読みくらべを、部活選びの場面に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に生徒の「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に勤労の意味をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 中学3年「好きな仕事か安定かなやんでいる」【勤労】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 四つの意見を、働く姿の語り方でくらべる
- 選んだ道はちがっても、働く喜びは見つかる
- 二択をこえて、勤労の意義を考える
『好きな仕事か安定かなやんでいる』のよくある質問
Q. 『好きな仕事か安定かなやんでいる』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学3年の道徳の教材で、内容項目は「勤労」です。
Q. 『好きな仕事か安定かなやんでいる』のあらすじは?
A. 就職活動をひかえた大学生が、好きなことができる仕事か、安定した収入の仕事かで悩み、新聞に投書します。そこへ、牧師、会社員、飲食店を営む男性、アルバイトの女性という立場のちがう四人から意見が寄せられます。
Q. 『好きな仕事か安定かなやんでいる』の授業のねらいは?
A. 仕事選び=好きか安定かの二択という考えから、働くことは生き方や人とのつながりという考えへ深めることです。授業の前は「好きと安定、どちらが正しいか」という二択の見方です。授業の後は、働くことが生き方や人・社会とのつながりにどう関わるかを考え、勤労の意義をとらえ直せることがゴールです。
Q. 『好きな仕事か安定かなやんでいる』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「四人の働く姿の語り方に、共通するものは?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。意見ごとに賛否を聞くと、理想派と現実派の言い合いで終わりがちです。四人が自分の働く姿を語る言葉をくらべると、選んだ道はちがっても共通する手応えや喜びが見えてきます。
Q. 『好きな仕事か安定かなやんでいる』の板書計画は?
A. 板書は、左に生徒の「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に勤労の意味をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












