勤労の授業が「人の役に立つことは大切」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では「もしダイバーでなかったら」という問いを手がかりに、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『青い海を取りもどせ』(小学6年・道徳/勤労、公共の精神)
- あらすじ:震災の翌月、ダイバーの佐藤さんは、がれきで埋まった大船渡の海を知り、海にもぐってがれきを撤去し始めます。初めは漁師たちに受け入れてもらえませんでしたが、続けるうちに共同作業となり、青い海を取りもどしました。
- ねらい:働く=お金をかせぐこと → 自分の力を生かしみんなのために働く。公共のために働くことは、立場のちがう人を結び、自分の喜びにもなる
- おすすめの発問:もし佐藤さんがダイバーでなかったら?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
青い海を取りもどせのあらすじ(どんなお話?)

震災の翌月、ダイバーの佐藤さんは、がれきで埋まった大船渡の海を知り、海にもぐってがれきを撤去し始めます。初めは漁師たちに受け入れてもらえませんでしたが、続けるうちに共同作業となり、青い海を取りもどしました。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「働く=お金をかせぐこと」という考えです。授業の後は、自分の力を生かして公共のために働くことが、人と人を結びつけ、自分の充実感にもつながると気づけることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、一般論でまとまりがちです。「もしダイバーでなかったら」と考えると、自分の力を生かして働くことの意味に目が向きます。
4コマで見る「タブレット係」

だれにでも、自分だからこそできることがあります。「もし自分なら何ができる?」と考えると、働くことが身近な係活動ともつながって見えてきます。
板書計画は3つのエリア

左に子どもの今の考え、中央に中心発問での話し合い、右にとらえ直した考えを書きます。佐藤さんの思いと漁師の思いの重なりを整理していく板書の全体は、note でくわしく紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 6年『青い海を取りもどせ』【勤労、公共の精神】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 「人の役に立とう」の一般論で終わらせない
- 「もしダイバーでなかったら」で考える
- 自分の力を生かして公共のために働く
『青い海を取りもどせ』のよくある質問
Q. 『青い海を取りもどせ』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学6年の道徳の教材で、内容項目は「勤労、公共の精神」です。
Q. 『青い海を取りもどせ』のあらすじは?
A. 震災の翌月、ダイバーの佐藤さんは、がれきで埋まった大船渡の海を知り、海にもぐってがれきを撤去し始めます。初めは漁師たちに受け入れてもらえませんでしたが、続けるうちに共同作業となり、青い海を取りもどしました。
Q. 『青い海を取りもどせ』の授業のねらいは?
A. 働く=お金をかせぐことという考えから、自分の力を生かしみんなのために働くという考えへ深めることです。授業の前は「働く=お金をかせぐこと」という考えです。授業の後は、自分の力を生かして公共のために働くことが、人と人を結びつけ、自分の充実感にもつながると気づけることがゴールです。
Q. 『青い海を取りもどせ』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「もし佐藤さんがダイバーでなかったら?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、一般論でまとまりがちです。「もしダイバーでなかったら」と考えると、自分の力を生かして働くことの意味に目が向きます。
Q. 『青い海を取りもどせ』の板書計画は?
A. 左に子どもの今の考え、中央に中心発問での話し合い、右にとらえ直した考えを書きます。佐藤さんの思いと漁師の思いの重なりを整理していく板書の全体は、note でくわしく紹介しています。












