自然愛護の授業が「動物をかわいがろう」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、二頭を見守った職員や全国の人たちという見落とされがちな人物に目を向け、命を大切にする心の中身を図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『タイガとココア』(小学4年・道徳/自然愛護)
- あらすじ:釧路市動物園で生まれたアムールトラのタイガとココアは、後ろ足がひどく曲がっていました。職員たちはマッサージを続け、全国からもはげましがとどきます。公開の数か月後にタイガが天国に旅立ち、職員たちはココアをしっかり育てようと思いを強くします。
- ねらい:動物を大切に=かわいがること → 命を大切にする心は多くの人とつながる。けんめいに生きる命が、多くの人の心を動かし、命を守る力になる
- おすすめの発問:全国の人は、なぜ二頭に花やおくり物をとどけた?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
タイガとココアのあらすじ(どんなお話?)

釧路市動物園で生まれたアムールトラのタイガとココアは、後ろ足がひどく曲がっていました。職員たちはマッサージを続け、全国からもはげましがとどきます。公開の数か月後にタイガが天国に旅立ち、職員たちはココアをしっかり育てようと思いを強くします。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「動物をかわいがろう」という理解です。授業の後は、けんめいに生きる命と、それを支える多くの人の思いにふれ、生き物を大切にする心の中身に気づくことがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、うれしさと悲しさの上がり下がりで終わりがちです。二頭を見守った全国の人たちに目を向けると、けんめいに生きる命が多くの人の心を動かしていたことが見えてきます。
4コマで見る「ウサギ小屋」

生き物の世話は、続けるうちに作業になりがちです。その命を大切に思う人がまわりにいると知ると、自分の向き合い方も変わります。二頭を見守った人たちの視点を、学校の場面に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に生き物を大切にする心をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 4年『タイガとココア』【自然愛護】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 曲がった足でも、二頭はけんめいに生きた
- 全国の人が、二頭の命を見守っていた
- 見守った人に目を向け、命の重さを考える
『タイガとココア』のよくある質問
Q. 『タイガとココア』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学4年の道徳の教材で、内容項目は「自然愛護」です。
Q. 『タイガとココア』のあらすじは?
A. 釧路市動物園で生まれたアムールトラのタイガとココアは、後ろ足がひどく曲がっていました。職員たちはマッサージを続け、全国からもはげましがとどきます。公開の数か月後にタイガが天国に旅立ち、職員たちはココアをしっかり育てようと思いを強くします。
Q. 『タイガとココア』の授業のねらいは?
A. 動物を大切に=かわいがることという考えから、命を大切にする心は多くの人とつながるという考えへ深めることです。授業の前は「動物をかわいがろう」という理解です。授業の後は、けんめいに生きる命と、それを支える多くの人の思いにふれ、生き物を大切にする心の中身に気づくことがゴールです。
Q. 『タイガとココア』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「全国の人は、なぜ二頭に花やおくり物をとどけた?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、うれしさと悲しさの上がり下がりで終わりがちです。二頭を見守った全国の人たちに目を向けると、けんめいに生きる命が多くの人の心を動かしていたことが見えてきます。
Q. 『タイガとココア』の板書計画は?
A. 板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に生き物を大切にする心をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












