努力の授業が「あきらめずに努力が大切」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、正二郎が最初の夢をあきらめる前と後に注目して、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『世の中のためになることをしたい ――石橋 正二郎――』(小学6年・道徳/希望と勇気、努力と強い意志)
- あらすじ:正二郎は、病気の父から店をつぐように言われ、大学で学ぶ夢をあきらめます。そして「世の中のためになることをしたい」と決め、地下足袋やゴム靴を開発します。兄や社員に反対された国産タイヤも、返品の山を前に改良を重ねました。
- ねらい:努力=根性でがんばること → 世の中のためという願いが努力を支える。「何のためにがんばるか」という目標や願いが、努力を続ける力になる
- おすすめの発問:夢をあきらめた正二郎は、何を新しい目標にした?
- 板書:左「努力が続く理由は」・中央「あきらめなかった訳」・右「目標と願いの力」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
世の中のためになることをしたい ――石橋 正二郎――のあらすじ(どんなお話?)

正二郎は、病気の父から店をつぐように言われ、大学で学ぶ夢をあきらめます。そして「世の中のためになることをしたい」と決め、地下足袋やゴム靴を開発します。兄や社員に反対された国産タイヤも、返品の山を前に改良を重ねました。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「努力は根性でがんばること」という考えです。授業の後は、「何のためにがんばるのか」という目標や願いが、くじけずにやり抜く力を生むと気づくことがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、お決まりのまとめで終わりがちです。正二郎は最初の夢を手放した後、新しい目標をえがき直しました。前と後をつなぐと、努力を支える願いの力が見えてきます。
4コマで見る「新しい目標」

思いどおりにいかないとき、目標を立て直すのは簡単ではありません。だれかのためという願いが見つかると、また努力を続ける力がわいてきます。
板書計画は3つのエリア

左に努力が続くときと続かないときのちがい、中央に正二郎があきらめなかった理由、右に目標と願いの力を書く形が一例です。くわしい板書と発問の流れはnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 6年『世の中のためになることをしたい ――石橋 正二郎――』【希望と勇気、努力と強い意志】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- お決まりの「努力が大切」で終わらせない
- 夢をあきらめた後に目標をえがき直す
- 「世の中のため」という願いが努力の軸
『世の中のためになることをしたい ――石橋 正二郎――』のよくある質問
Q. 『世の中のためになることをしたい ――石橋 正二郎――』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学6年の道徳の教材で、内容項目は「希望と勇気、努力と強い意志」です。
Q. 『世の中のためになることをしたい ――石橋 正二郎――』のあらすじは?
A. 正二郎は、病気の父から店をつぐように言われ、大学で学ぶ夢をあきらめます。そして「世の中のためになることをしたい」と決め、地下足袋やゴム靴を開発します。兄や社員に反対された国産タイヤも、返品の山を前に改良を重ねました。
Q. 『世の中のためになることをしたい ――石橋 正二郎――』の授業のねらいは?
A. 努力=根性でがんばることという考えから、世の中のためという願いが努力を支えるという考えへ深めることです。授業の前は「努力は根性でがんばること」という考えです。授業の後は、「何のためにがんばるのか」という目標や願いが、くじけずにやり抜く力を生むと気づくことがゴールです。
Q. 『世の中のためになることをしたい ――石橋 正二郎――』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「夢をあきらめた正二郎は、何を新しい目標にした?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、お決まりのまとめで終わりがちです。正二郎は最初の夢を手放した後、新しい目標をえがき直しました。前と後をつなぐと、努力を支える願いの力が見えてきます。
Q. 『世の中のためになることをしたい ――石橋 正二郎――』の板書計画は?
A. 左に努力が続くときと続かないときのちがい、中央に正二郎があきらめなかった理由、右に目標と願いの力を書く形が一例です。くわしい板書と発問の流れはnoteで紹介しています。












