偉人の授業が「すごい人だった」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、題名の「光をともした」ということばを手がかりに、大村さんの歩みと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『光をともした「魔法の薬」』(小学6年・道徳/真理の探究)
- あらすじ:大村智さんは、働きながら学ぶ生徒の姿にふれ、学び直しを決めます。微生物の研究で失敗をくり返しながらも、祖母の言葉を支えに土を採り続け、薬のもとを発見します。薬は十億人以上に無償で届けられました。
- ねらい:失敗はいやなもの → 失敗をくり返しても知りたい心は続く。「知りたい」と「人のため」が、あきらめない探究を支える
- おすすめの発問:大村さんがともした「光」とは何だろう?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
光をともした「魔法の薬」のあらすじ(どんなお話?)

大村智さんは、働きながら学ぶ生徒の姿にふれ、学び直しを決めます。微生物の研究で失敗をくり返しながらも、祖母の言葉を支えに土を採り続け、薬のもとを発見します。薬は十億人以上に無償で届けられました。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「失敗はいやなもの」という考えです。授業の後は、おどろきや人のためという思いがあれば、失敗をくり返しても探究を続けられると気づくことがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、「すごい」という感想で終わりがちです。題名の「光」に目を向けると、人を救った薬と、それを生んだ探究の心の両方を、子どもが考えはじめます。
4コマで見る「実験ノート」

失敗はいやなものですが、「なんでだろう?」と思えば次のヒントになります。知りたい気持ちが、あきらめない力になります。大村さんの研究を、理科の実験の場面に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に探究の意味をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 6年『光をともした「魔法の薬」』【真理の探究】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 題名の「光」が読み解きのカギ
- 失敗をくり返しても、知りたい心が続く
- 探究は「人のため」とつながっている
『光をともした「魔法の薬」』のよくある質問
Q. 『光をともした「魔法の薬」』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学6年の道徳の教材で、内容項目は「真理の探究」です。
Q. 『光をともした「魔法の薬」』のあらすじは?
A. 大村智さんは、働きながら学ぶ生徒の姿にふれ、学び直しを決めます。微生物の研究で失敗をくり返しながらも、祖母の言葉を支えに土を採り続け、薬のもとを発見します。薬は十億人以上に無償で届けられました。
Q. 『光をともした「魔法の薬」』の授業のねらいは?
A. 失敗はいやなものという考えから、失敗をくり返しても知りたい心は続くという考えへ深めることです。授業の前は「失敗はいやなもの」という考えです。授業の後は、おどろきや人のためという思いがあれば、失敗をくり返しても探究を続けられると気づくことがゴールです。
Q. 『光をともした「魔法の薬」』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「大村さんがともした「光」とは何だろう?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、「すごい」という感想で終わりがちです。題名の「光」に目を向けると、人を救った薬と、それを生んだ探究の心の両方を、子どもが考えはじめます。
Q. 『光をともした「魔法の薬」』の板書計画は?
A. 板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に探究の意味をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












